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シャフト選びで大事なこと Part 1

ACTEK GOLF でシャフトフィッティング3年間続けてきて、色々わかってきたことがあります。

shaft-1.jpg

巷には色々なシャフトの性質を示すパラメータがありますが、重量、トルクなどの実測値はもちろん参考になるのですが、カタログ掲載値でもあまり参考にならないものもあります。

その辺の話を何回かに分けてみなさんにお伝えしたいと思います。

基本的には ACTEK GOLF のフィッティングはこれらの経験値をベースに行っております。どんなパラメータが使えてどんなパラメータが使えないのか?その辺の話につながるお話をまずさせていただきます。

シャフトのカタログを見ると各社特色のあるスペックが計測されています。説明を読まないとわからない数値も多々あるのが現状ですね。

フィッティングを始める前から思っていたのは...

「同じシャフトでも振り手が変われば動きも変わる」

ということです。

これを身をもって体験した方も多いと思います。ただそれがなぜだったのか?それを理由づけるものが何なのか?解決できる人はそう多くはないと思います。自分でも全てが理由づけられるわけではありません。

ではそんな状況の中どうやってシャフトを選べばいいのか?これは難しい問題です。なるべく条件が合わせられる部分は合わせて、シャフトを比較することが重要です。どういうことかというと...

クラブ自体を選ぶのであれば、打ってみるたびにシャフトもヘッドも長さもバランスも硬さもあらゆるものが違っても良いとは思います。

ただシャフトを選ぶ場合にはこれではいけません。手前みそな感じですが、ACTEK GOLF ではヘッド、長さ、バランスを一定にした状態でシャフトの違いを純粋に感じていただけるようにしています。

これによって一つ前に打っていた物よりも戻ってくるのが速いなとか、柔らかいなとか、硬いななどの印象を明確に持っていただけます。それが感じない方でもスイングを見ていれば違いはどこかに現れています。

ですので、この条件が揃った状態で振りやすいものを選べば、ヘッドが変わっても振り心地は変わらないと言うことになります。ヘッドとの相性があるのではないか?と言う疑問をお持ちの方もいるとは思いますが、それは無いとは言えませんが、シャフトの振り心地にはほとんど影響はないと思います。ヘッド重量は200g前後の重量で決まっていますので、それが多少形が変わっても振り心地には影響を与えないと言うことです。

と言うわけで、カタログで使えるのは、極端な言い方をすると重量くらいしかなく、あとはデザインを見るくらいしか無いのかもしれません。調子とかトルク値も使えるのではないか?と思う人もいるかもしれませんが、どちらもカタログ値だけでは不十分なパラメーターです。

で、シャフトフィッティングで何か大切かというとこんなことです...

「その人のスイングのタイミングでどうしなってどう戻ってくるか?」

を見極めることが本来のシャフトフィッティングと言えると考えています。今日はこの辺で...。

ちょっとかたい話になったので小ネタを一つ...

今回ちょっと気になった商品は、「Fullmiere(フルミエル)」 。昨年末に一度試させて頂いたことがあるこの商品ですが、なかなか面白い練習器具です。このFullmiere(フルミエル)は9軸のセンサーで、3次元のスイング解析ができる物です。ここでは説明できないくらいたくさんのデータがとれます。シャフトにセンサーを取り付けてそのデータはBlurtoothでスマートフォンで受けるという画期的な物です。ここで色々説明するより、とりあえず下のリンクを見てみてください。きっと興味ある方はたくさんいると思いますよ~。

Fullmiere(フルミエル)関する詳しい情報はこちらから...
http://item.rakuten.co.jp/greenfil/dt13fullmiere/?l-id=gt_golf_greenfil

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