先日のホームコースでのラウンド後に、久しぶりに長時間パター練習をしました。
特に調子が悪いわけでもなく(この日は4パットをしましたが...)、厳しいパットもほとんど入っていました。
ですがなんとなくしっくり来ない部分があって、その部分の確認の練習でした。どんなところがしっくり来なかったかというと...
今使っているパターは、Scotty Cameron Select NEWPORT で、ライ角を超フラットにして、さらに長さも32インチにしました。
長さをただ短くしているわけではありません...。シャフトは NS PRO PUTTER の GOLD を入れて総重量をアップしています。NS PRO PUTTER
このシャフトのおかげで、32インチで出なくなったバランスを、擬似的にカバーしてくれているような気がします。シャフトが硬いこともあってディープミルド加工されたフェース面の打感は更に柔らかく感じるようになりました。
で、本題に戻ってどんなところがしっくり来ないかというと...
1.5m前後のパットも結構良い確率で入っているのですが、構え方と引く(テークバック)方向を意識するだけであとは意識していません。なのでいままであそこに打ち出していこうというインパクトからフォローまでの強い意識が無いんです。
それはそれでシンプルになって良いのかもしれないのですが、「入れた」 と言うよりは 「入った」 と言う感覚で、自分の脳が満足できていない感じです。入れるべくして入れたのではなく、入ったという事実があるだけな感じです。
贅沢なのかもしれませんが、なんとなく物足りないんです。でもよく考えるとこういうやり方でうまく行っている方が、幸せなのかもしれませんね。
で、そのギャップを埋める(脳を満足させる)ために、時間をかけて練習しました。おかげで少しギャップが埋められているような気がします。こういう練習は必要ですよね。ドライバーでもそんなに当たりが良くなかったのに飛んでいたり、当たりが良かったのに飛んでなかったりするとちょっと迷ってしまいますからね...。
ちょうど良いバランス(脳と結果の)のところをみつけて好調を維持したいですね。
今日も小ネタを一つ...
ずっと気になっているパターがあるんです。この間のMastersでも何度も映りましたね。それは 「TaylorMade GHOST Spider S Slant」 です。このパター Spiderシリーズなのにフェースバランスではありません。後半失速してしまったジェイソン・デイが使っていましたね。このパターの中尺を使っているプロも結構います。なぜこのパターが気になっているかというと、ボールの転がりの良さが定評のSpiderでフェースの開閉が使えることと、ヘッド後方につけられたウェイトポートでヘッド重量の調整ができるところです。なにしろ慣性モーメントが6000という数字をたたき出しています!!
今のエースパターは32インチですが、シャフトを重くして擬似的に重くなった感じで使っています。これならシャフトを変えなくてもヘッド重量を重くできそうです。ヘッド重量はオリジナルで360g、多分ウェイトは6g+6gだと思われるのでそのままでのいいかもしれませんね。でも変えようと思ったらウェイトは14gが手元にいくつかあるので、16gはアップできそうです。
TaylorMade GHOST Spider Sシリーズはこちらでご覧下さい。慣性モーメントが大きいのにフェースバランスじゃないパター...。これからちょっと流行ってくるかもしれませんね。この GHOST Spider S Slant 以外には ODYSSEY WHITE RIZE iX #1SH と言うパターがありますね。これもショートネックのパターに比較的大きめのヘッドが付いています。