ずいぶん前に実物は見ていたのですが、表題の TaylorMade R1 を試打する機会があったのでレポートします。
今回はフィッティングに来た友人のドライバーを借りてそのままのスペックで打ったのでポジションの変更はできませんでした。
ちなみにロフトは8度でMAX OPENのフェースアングルになっていました。で、打ってみた感じはどうだったかというと...
まずこの R1 の大きな特徴はヘッド一つで8.0度から12.0度までロフトを調整できると言うことです。
それに加えてこのソール面を見ていただくとわかるとおり、かなりたくさんの調整ができます。ダイヤルのような部分ではフェースアングルの調整ができます。ヘッドのヒールとトウにはウェイトが入るようになっていて、ヘッド重量や、重心距離の調整ができます。もうなんだか複雑すぎてなんだかわからないほどになってきましたね。
まず構えてみて目に飛び込んでくるのはこの衝撃的なデザインのヘッド。今までモデル名までヘッドに書かれていたり、幾何学模様が入ったヘッドというのは記憶にないです。でも意外と気にならないのが不思議な感じでした。
ロフトが8度に設定してあったのですが、フェースアングルがオープンになっていたせいか、9度くらいのロフトに見えました。なので、特に上げようと言う意識を持たずにスイングできたような気がします。
実際にボールを打ってみての印象は、やはりちょっとフェース面の硬さを感じさせる音がしました。金属音というか、球がフェース面についていない感じを受けました。ですがこれはボールが少し滑っているときの音で、少しクローズ気味にソールプレートを動かすと音が徐々に変わるのがわかりました。
自分に合っているスペックは打音でも判断できそうです。ロフトは変えてみる時間がなかったのですが、9.5度とか10度くらいにしてフェースアングルをストレートにしたらもっといい音が出たかもしれないです。
それとボールが当たる場所で飛距離の差が結構出ていました。
この画像はフェース面側からの見た感じですが、やはりどちらかというとディープですよね。ソール面側がもう少し平らに見えると、R510のフェース面に似ているような気がします。
やはり少し上の方に当たったときの方が音が良いし、スピン量も少なく飛んでいってくれます。下の方に当たると、飛距離が明らかに落ちてしまいます。
オリジナルのシャフトは MITSUBISHI RAYON の TM-113 と言う S Flex のシャフトだったのですが、なかなか感じの良いシャフトでした。手元が硬すぎずゆったりしていて、しなりを感じながら打てるシャフトでした。
ACTEK GOLF でフィッティングするときに、ヘッドを何にしたらいいかわからないという人には、こういった調整機能がある物を勧めているのですが、これだけ調整できたら必ず合うところが出てくるはずですよね。それも上達やスイングに合わせてヘッドスペックを変えていけるというすごいヘッドです。あんまりメカニカルな物は好まないという人も多いのですが、自分にマッチしたスペックの確認のためには最高だと思います。
TaylorMade R1 に関する詳しい情報は...
http://taylormade-products.jp/r1/
TaylorMade R1 は楽天市場でも購入可能です。R1ドライバーの最安値はずーっと見てやっと見つかりました。多分ジーパーズの29,500円(送料込)です。やはりジーパーズは今も昔も安いですね。先日友人のボールを代理で買ったのですが、2013年モデルのTitleist PRO V1x が1ダース4,480円でした。
ちょっと小ネタを...
また楽天市場ネタですが、見慣れないバナーがありました。「今治スポーツタオル 国産 認定タグ付き」と言うバナーです。今治タオルって一時期ブームになっていましたよね。最近では秋葉原に専門店ができたりしています。今回の商品はバスタオルとフェースタオルの中間という微妙な大きさ。少し長めのパイルで、肌触りがやわらかになっていて、密な生地作りが特徴とのことです。最近は化繊が混ざった物が多く、何度か使い込まないと汗をよく吸ってくれない物もあったりしますよね。このタオルはなかなか良さそうです。価格も1,000円前後なので、ちょっと買ってみようかと思っています。今治スポーツタオルの購入はこちらから...。