以前から徐々に進めてきた duckbill golf のオリジナルパターですが、試打できるところまでできてきました。
まだプロトタイプの状態で、完成までにはまだたくさんのプロセスがありますが、実際にボールを打てる形になったので転がしてきました。
どんな感じだったかというと...
まずヘッド形状は Scotty Cameron の GoLo に似た形状で、大きめのサイズと小さめのサイズがあります。この他に ANSER 2 タイプもラインナップの予定です。
今回紹介するのは ODYSSEY の #5 より若干大きなサイズのマレットです。今回のパターのコンセプトは、使い手に合ったスペック、仕様を選択できる部分です。
4スタンス理論の考え方を取り入れ、その理論に基づいたネック形状やライ角をカスタマイズできます。購入いただく際はライ角をフィッティングいただくか指定していただきシャフトを選択、将来的にはネック形状も選択できるようにしたいと思っています。
シャフトを挿す位置も、角度もそのヘッドによって変更できるようにします。またコスメの部分もサイトラインやドットの入れ方及び色、ヘッドそのもののフィニッシュも選択可能にします。
今回のこの画像は削り出したままのヘッドに刻印を彫刻した状態で、素材は303ステンレスです。本来はバレル研磨しその後ビーズショットをするので Studio Stainless のような色合いになります。
とりあえず自分仕様の物をオーダー中です。トップブレードのフェース側の角にライン、そして真ん中にサイトライン(TPA XVIII のようになります)を入れます。若干フラットな物が構えやすい B2 タイプなのでライ角が68度になるようにダブルベンドシャフトを1/2シャフト分のオフセットで入れます。長さは32.5インチでヘッド重量は350gを目標にします。
まずはステンレス無垢の色でラインは黒にしようと思っています。できあがりが楽しみです。
年内の販売開始を目標に動いています。価格はだいたい決めたのですが、オプションの内容を今検討中です。ANSER 2 型のサンプルができあがりましたらまた画像を紹介させていただきます。
で、仮のシャフトを入れて練習グリーンで転がしたのですが打感は最高です。小さいヘッドなので集中できる感じです。まだビーズショットが入っていないので眩しい感じでしたが、転がしているとできあがりの姿が目に浮かびます。
打感の調整のためミーリングの深さのオーダーも対応しようと思っています。今回のものはかなり深めの一番打感がマイルドな状態です。人によってインパクトロフトも変わるのでこのオーダーも受けたいですね。
あれもやりたいこれもやりたいでなかなかまとまらなかったオリジナルパター製作ですが、基本線はしっかり押さえて要望も聞きながら進化させて行きたいと思います。
発売決定後20本限定で発売記念価格でオーダーを受けたいと思います。詳細が決まりましたらここでアナウンスさせていただきます。興味を持っていただけた方は info@duckbillgolf.com まで質問でも要望でもなんでも構いませんのでいただければと思います。
今日も小ネタを一つ...
パターのカスタムでやってみたい良いヒントを色々なパターを見ながら考えています。これは良いなと言うのを紹介すると...まず、こんなペンシルネックのショートネックはつけられるようにしたいですね。こんなメッキも対応できるようにしたいですね。こんなトップブレードのサイトラインも良いですね。今回オーダーした自分仕様のパターはこのパターンでサイトラインを入れました。こんなちょっと変わったサイトラインの入れ方もできそうですね。もちろんこんなドットとスリットも入れられます。