ANSERFREAK

R&A のドライバーのコンフォーミングリストを見ると R11s には3種類のヘッドが存在します。一般に売られている Version 1 という460ccのヘッド、そして今回の Version 2 は440cc、もう一つは390～400ccの Version 3 です。

見分ける方法は上のソールプレートのポジションを示す三角印の場所です。上の左の画像が市販のR11s、右が R11s Version2 です。

そしてヘッドのネック近くに入れられたシリアルはTから始まる物で、ネックの黒い部分には反発テストをクリアした証が入れられています。画像ではちょっと見づらいですね...。

そして今回のヘッド重量はノーマルで204.5g。ずいぶん重いかなと思うかもしれませんが、市販品は1gと6gのウェイトがついているのですが、今回の物は10gと1gになっていますので、市販品よりはヘッド重量の調整の自由度が高くなります。

そして付属していたスリーブももしかしたらちょっと珍しいかもしれません。アップライトのポジションは普通 「UPRIGHT」 しか書かれていなかった気がするのですが、今回のスリーブは 「STD UP」 と書かれています。

上から見たときのヘッドの形状の違いはこんな感じです。左が市販品、右が Version 2 です。ヘッドの奥行きが Version 2 の方が短いです。画像で見るとわかりにくいのですが、並べてみるとよくわかります。それと Version 2 の方がバルジが大きいような気がします。

20ccの差なので、それほど大きい物ではありませんが、比べるとずいぶん違う物です。これもいつものシャフトで打ってみたいと思っています。そのレポートはまた後日...。

話は変わりますｆが、このツアー支給品偽物がずいぶん出回っているらしいです。性能的に問題がある物はもちろん、市販品にTシリアルや反発テストのマークを入れただけの物などがあるらしいです。見分け方は色々あるようですが、手口も巧妙らしいです。

今回の物は市販品とは明らかに違う部分があり、わかりやすかったのと、長年ツアー流出品を扱っている方から譲っていただいたので、間違いない物だと思うのですが、市販品との違いがシリアル番号と反発テストのマークだけという物は特に気をつけた方が良さそうです。

R1にもヘッドが小さいバージョンがあってこちらはわかりやすいのですが、R1の通常サイズも気をつけた方が良さそうです。何を信じたらよいかわからないツアー流出品ですが、偽物をつかまされないようにしたいですね。ウェイトには10gと書いてあって実際に計ってみたら4gしかないとか、リアルロフトの数値が計測すると全く違うというようなことも実際にありました。

ツアー流出品はとても魅力的で使ってみたいと思う物ですが、詳細をよくみて納得して買うようにした方が良さそうです。

今日も小ネタを一つ...
自分はパターが下手なので、誰もいなくなった練習グリーンで練習をしていることがよくあります。そんな練習の時にいつも「ボールが勝手に戻ってきたらな～」と思います。そんな商品が確か3年前のゴルフフェアで見たのですがなかなか商品化されず、企画で終わってしまったのかと思っていました。先日面白い練習グッズを探している時に偶然その欲しかった商品を発見しました。

LITE の 「ボールリタナー M-3」 という商品で、スイッチを入れてカップの中に入れると、ホールインしたボールが返ってくる仕組みになっています。これは使えますよ～。他の人が同じカップを狙っている時には使ってはいけません(全部自分のところに返ってきてしまいま～す)。

また、自分が練習したいラインにカップが欲しい時はこれがいいです。「PUTT A ROUND 360°BALL TARGET」 という商品なのですが、360度どの角度から打ってもボールをキャッチしてくれます。一人隅っこで真っ直ぐのラインを見つけて打つ時や、同じラインで右カップや左カップを狙って打つ練習もできます。これもパター練習にはオススメです！