ANSERFREAK

まずは予備知識として GRAPHITE DESIGN 社の HP での説明文を引用させていただきました。

「中間部分の剛性を高め、手元と先端に程よくしなりを出したシャフト」

と書かれています。更に詳細を見ると...

「手元部分の粘りによる切り返しでのタイミングの取りやすさと、先端のしなり戻りによる強く長いインパクトを体感できるシャフト。スイングと一体感のあるバランスの取れたしなりが安定した弾道を可能にした」

と書かれています。

早速5点剛性を計測してみたのですが、手元の感じは TourAD BB のデータに似ていますね。上の説明に書かれているように、手元部分の粘りというのを証明しています。

ですが若干違うのがチップ側の硬さと、その上の部分の硬さです。一般的なシャフトはチップ側からバット側に向かうにつれて剛性はアップして大きな数字になっていくのですが、この TourAD MT はチップ側とその上のポイントの剛性にほとんど差がありません。

色はこんな感じです。黄色も ATTAS 3 の黄色よりはほんの少しクリーム色っぽいですね。アクセントカラーは緑です。これに入れるグリップはやはりグリーンが良いですかね...。あとは普通に黒な感じです。黄色だと合う黄色と合わない黄色があるでしょうね...。

さて早速ターゲットになりそうな 7S と 7X を打ってみました。最近振れていないのでまずは 7S から...。

AccuVector でデータを見ながら打ってみたのですが、普通に力まずに振って 265 Yard くらい。少しつかまえる感じで力んで打って 270 Yard を若干越える程度。シャフトの弾く感じは TourAD BB より感じますね。もしかしたら TourAD BB も 7S ならこんな感じなのかもしれませんが、その確認はまた後ほど...

次に 7X を打ってみました。こちらは TourAD BB の 7X より若干硬めに感じるような気がします。スピン量も3,000rpm を越えてしまうことが多くなり、硬すぎることによるスピン量アップが起きているような感じです。飛距離はそれほど変わりませんが、当たらなかったときの飛距離ダウンはやはり 7X の方が大きいようです。

もう一度 7S に戻ってみると、やはりスピン量は 2,500rpm 近辺になってきますね。2,100rpm とかになったときには 275 Yard の飛距離が出たりしました。これは今回は 7S でも良さそうですね。

もう少し打ち比べてフレックスは慎重に決めたいと思います。この MT っていうシャフトは BB より簡単につかまるような感じです。ヘッドが戻ってこなくて振り遅れる感覚はなく、シャフトが戻ってくれる感じです。その結果つかまるので飛距離も伸びると言うことが期待できそうなシャフトです。

ACTEK GOLF では TourAD MT シリーズの全重量、全フレックスを打っていただけます。試打ご希望の方は info@actekgolf.com までフィッティングの予約をいただければと思います。

GRAPHITE DESIGN TourAD MT Series に関する詳しい情報は...
http://www.gd-inc.co.jp/golf/products.html

今日も小ネタを一つ...
久しぶりに Scotty Cameron の良いパターがないか楽天市場で探してみました。久しぶりに見てみると見かけないパターが何本か出ていますね。まずはこれ...

http://item.rakuten.co.jp/coriolis/a-016387-ss-bla/
TWISTY は最近 eBay とかではよく見かけますが、これは009の TWISTY、珍しいですね。

http://item.rakuten.co.jp/coriolis/a-014965-ss-bla/
これはまた珍しいフェース面の刻印ですね。Cだけが大きく入っていて刻印も大小織り交ぜて使われています。

http://item.rakuten.co.jp/number7/tlupt00324/
こんな記念モデルが出ていたんですね。20周年記念モデルの Classic 1 XX と言う物らしいです。

http://auction.rakuten.co.jp/item/11435342/a/10001088/?news=c2c_shop_19
これはオークションに出ていた 009 ですが、珍しいスタンプですね。350Gのヘッドでなかなか良さそうです。