現在 GRAPHITE DESIGN TourAD MT シリーズを試しているのもあり、それに合うカラーのグリップを探していました。
最初に FOURTEEN GelongD CT-214 に TourAD MT-6x を入れたときに使ったのは TourVelvet 360。ちょっと太くなることでこのグリップを選んだのですが、最近は GolfPride の MCC を愛用しています。
今回は日本では扱いがないグリップを仕入れてみました。なんでこの MCC が良いかというと...
MCC はだいたいどのゴルフショップに行っても置いてある、最近ではツアーベルベットより多いのではないかと思うくらいよくみかけます。
IOMIC や NO1 グリップのエラストマー系グリップに押されて、カラーグリップ市場で GolfPride は取り残された感がありました。それがこの MCC の登場を機にラバーグリップの復権を成し遂げた感じです。
ちょっと MCC のこれまでの動きを書いておくと...
まずこの MCC の特徴は左手部分はコード入りのラバーグリップ、そして右手部分は色付きのラバーグリップになっています。最初に出た MCC は手元が黒で、その先の色が色々なバリエーションがあったのですが、最初にあったピンクや水色は今は廃盤になってしまいました。
以前にも言ったことがあるかもしれませんが、この MCC はちょっと使用に注意が必要です。それはグリップ重量。これまで TourVelvet ラバーを使っていた人がこの MCC に変えるとかなりバランスがアップしてしまいます。ツアーベルベットは 50g 前後、この MCC は 47g 前後の物が多いので、グリップ交換だけでバランスを変えることができます。
これは便利に使える場合もありますが、通常はそんなことも知らずに交換してしまって、重くなってしまったということが多いと思います。ACTEK GOLF にこられたお客さんも何人かこんなことになっている人がいました。
さて、今回使ってみたのは MCC の第二世代の WHITEOUT(ホワイトアウト) です。この WHITEOUT シリーズは手元のコード入りの部分が白になっていて、その先の色が何種類かあります。日本の代理店が扱っているのは右手部分の色が黒、赤、青の3色なのですが、今回のものはグリーンになっています。
そしてもう一つ違うところは他のホワイトアウトが GolfPride の文字が白になっているのに対して、今回のグリーンは黄色になっています。
なぜこの色にしたかというと、TourAD MT のカラーに合いそうだったからです。TourAD MT のカラーはシャフト全体の色はクリーム色っぽいイエロー。手元の縞模様になった部分のアクセントカラーはグリーン。そして手元は若干ラメが入った白になっています。
アクセントカラーにグリップの色に合わせて、さらにシャフトのイメージカラーが Golf Pride の文字カラーと同じ。これは合うでしょうね(笑)。入れてみるのが楽しみです。
そうそう、この MCC グレーっぽいのも出るみたいです。これはちょっと合いそうなシャフトがないかな...。
楽天市場のゴルフ売場で GolfPride MCC の価格を調べてみました。
「Golf Pride」 カテゴリで 「MCC」 をキーワードに検索してみると137件がヒットしました。今回紹介した MCC WHITEOUT の最安値はバックライン無しが895円。バックライン有りは915円でした。そうそう、もう廃盤になっているはずのピンクも売っているところがありました。なかなか良いグリップです。是非使ってみて下さい。但しその際はバランスに気をつけて....。バランスが機になる人はホワイトアウトの方が影響が出にくいです。