昨年ラインナップが拡充された Diamana Thump I ですが、最近試打するお客さんの評価が高いので、ちょっと気になって打ってみました。
Diamana Thump Ii は現在4種類があります。どれもキックポイントは 「HIGH」になっていますが、実際に打ってみるとそれぞれ違った感触が...
どんな感じだったかというと...
まず4種類の Thump i の数値を比較するとこんな感じになります。
Thump Iron i465S 94g、1.9、HIGH
Thump Iron i465X 107g、1.6、HIGH
Thump Iron i105S 106g、1.7、HIGH
Thump Iron i115X 115g、1.6、HIGH
どれもトルクが2.0以下のしっかりしていそうなシャフトですね。重量を見てもカーボンにして楽をしようという種類のシャフトではないことがわかります。
i465 が最初に出た thump i なのですが、i465/X と i105/S のスペックが少しかぶりますね。まあまあ重さのある S と軽めの X をカバーした感じですね。
実際に打ってみて感じたのは自分の場合は i465/S より i105/S の方が硬いというか、しっかりした感じがしました。i465/S は少ししなやかな感じがあって、ためも作りながらゆったり振れるのですが、i105/S は硬さを感じるので、切り返しからのタイミングが早くなってしまう印象です。
しなりを感じたいから切り返しを早くしてその感覚を満足させたいという感じです。ただ自分とは違う感触に感じる人もいるはずです。例えばためを作らないタイプの人にとっては、私の好きな手元の柔らかさは邪魔になってきます。
話がそれましたね...
今使っているアイアンのシャフトは GRAPHITE DESIGN TourAD AD-115sx ですが、このシャフトは自分の中では少しためを作れてしなり戻りも早めという印象です。
この感覚に i465/S は似ていますね。X Flex でも似たような動きを感じるのですが、最近少し柔らかめを使うようになっているので、S Flex の方が良い感じです。i105、i115 が発売になる前までは、重さを優先したいけど X Flex は厳しいという人がいた時はこんな風に対応していました。
重い S Flex にするには X Flex を柔らかい方向に番手ずらし、軽い X Flex にしたい時は S Flex を硬くなる方に番手ずらしという感じです。これで結構思い通りにフレックスはコントロールできました。
またまた話がそれてしまいましたが、i105 と i115 の感想はというと...
i465 シリーズと比較するとある意味楽になった感じです。自分にとっては硬さの方がインパクトが強くて厳しい感じがするのですが、しならせることができればシャフトは弾いてくれるので楽にボールを上げてくれます。
スチール並みに重いカーボンシャフトは、カーボンに変える意味がないと思う方もいると思いますが、肘や手首には間違いなく優しいですし、しなり戻りはスチールにはない感じがあります。まだ打ってみたことがない方は是非打つ機会を作って打ってみて下さい。
Diamana Thum i シリーズに関する詳しい情報は...
http://www.mitsubishirayongolf.com/product.php?cmd=dia_thumpi&lang=jp
今日も小ネタを一つ...
先日面白そうな練習グッズがないか探していて見つけたトレーニンググッズです。
「アンギュラーモーション ツアー(AngularMotion TOUR)」という練習器なのですが、色々な素振りで使う素振りグッズです。素振りをする際にあるポイントで音がするように振ることで、効率よくボールに力が伝えられるポイントが覚えられるという物です。先端についたウェイトが移動して音が出るという物ですが、この他にも最近よく見る練習グッズがあります。これもちょっと気になっています。最近よくテレビで見かけるのですが、MOMENTUS GOLF の 「SPEED WHOOSH」 と言う練習グッズです。以前も紹介したことがあったかもしれませんが、これは効果がありそうです。こちらは速く振れるということを筋肉に覚え込ませてスイングすると、ヘッドスピードがアップするという物です。以前お客さんが持ってきたのですが、これは良さそうです。パター練習グッズはこれも面白そうですね。イエスゴルフ 「ザ・レール」 と言う物なのですが、これも見たことがある人は多いと思います。また時間があるときに面白そうな練習グッズを探してみます。