先日の計測の結果では、CT112 w/TourAD BB7x が一番のパフォーマンスを示しました。
考えられる要素は色々ありますが、今回はシャフトに注目してみました。
どちらも1インチのチップカット、S と X のフレックスの違いはありますが、一番はしなり戻りの速さだと思います。で、考察の結果はこんな感じです。
まずスペックの比較をしてみるとこんな感じです。
Length |
Weight |
Balance |
Freq. |
|
CT112/BB7x |
45.5 |
325.1g |
D3.7 |
283cpm |
GelongD/MT7s |
46.0 |
320.8g |
D3.4 |
271cpm |
大きく違うのは振動数です。以前から何度も言っているように、振動数の比較は同じ種類のシャフトでなければ意味がありません。参考値的に見ただけですが、これだけ違うとずいぶん違う印象ですね。
シャフト硬度で言うと、どちらも手元が柔らかめのシャフトですので、振動数の傾向としてはそれほど変わらないと思われます。
これが原因か?
その可能性は高いですね...。最大飛距離を得るにはシャフトが弾いた瞬間にインパクトをむかえるのが良いのですが、MT7s では振れば振るほどタイミングがずれているような気がします。
このタイミングに合わせるためにリリースのタイミングも変えてみたりしているうちに、アイアンにも影響が出てしまった...。こんな状況みたいです。
TourAD BB が気持ちが良いのは、自分のタイミングで戻って来てくれるということだと思います。X Flex をチップカットして、振動数は280オーバー。こんなスペックがやはり安心感がありしっかり振り抜けます。
ACTEK GOLF のシャフトフィッティングでは、こんな考え方でシャフト選びをしています。ヘッドスピードが遅い人でも S や X が合うことがある。逆にヘッドスピードが速い人でも、S が合うことが多々あります。
これはリリースのタイミングや、ダウンでのタメの度合いに大きく影響されます。ある人には硬く感じるシャフトも、ある人には柔らかく感じると言うのもその辺りからくるものです。
最初のうち弾き感を感じていた MT7s も、あらためて BB7x と比較してみるとなぜか BB7x の方が弾いてくれている感じがします。これは弾いていると言うよりは、タイミングが合うと言った方が良いのかもしれません。
一度合うと思ったシャフトはなかなか変えられないと言うのはこう言うことなんでしょうね。
今日も小ネタを一つ...
発売されてから少し時間がたちましたが、そろそろ色々な巷の声が聞こえてきました。そういった情報を含めて、やはり気になる一品です。それは 「EPSON M-Tracer」 です。
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