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0828

新たな指標でパッティングを分析@成田東CC

先日から読んでいる本(「ゴルフ データ革命 ~SG指標で 「一打の重み」 を可視化する~」)の情報を元に、先日のホームコースでのラウンドでのパッティングを分析してみました。

green.jpg

パット数は28パット数的には良かったのですが、実際にその指標でその日のパッティングを評価してみると、単なるパット数の評価と違った評価がなされました。

どんな評価になったかというと...

まずは今回の分析にあたってラウンド中にやったことは以下のことです。

グリーン上に限らずパターを使って打ったらパット数としてカウント
比較のため今までのカウント方法でもパット数をカウント(グリーン上のみのカウント)
ファーストパットの距離を歩測(歩測なのでヤードで...)
ファーストパットから何打でカップインしたかもカウント

普段は全く歩測などはしないので、時間が余計かかっても良くないので、ファーストパットを打ってからボールを拾いに行く時に歩測しました。

今回の結果はこんな感じです。まずは OUT から...

OUT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
Total
Putt(OnGreen)
1
1
2
2
2
1
1
1
2
13
Putting Count
2
1
2
2
2
1
1
1
2
14
1st Putt Distance(Yard)
18
6.5
4
6
4
1.2
1.2
4
1.5
1st Putt Distance(Feet)
54
19.5
12
18
12
3.6
3.6
12
4.5
Pro
2.14
1.87
1.7
1.8
1.7
1.09
1.09
1.7
1.18
Scratch Player
2.28
1.88
1.74
1.87
1.74
1.15
1.15
1.74
1.27
Diff. Pro
0.14
0.87
-0.3
-0.2
-0.3
0.09
0.09
0.7
-0.82
0.27
Diff. Scratch
0.28
0.88
-0.26
-0.13
-0.26
0.15
0.15
0.74
-0.73
0.82

ここで一覧に出している 「Pro」 「Scratch Player」 の数字は、膨大なデータから算出されたその距離でのそれぞれのレベルのプレイヤーの平均パット数です。

その数値を下回っていればその差はプラスに、上回っていればその差はマイナスになります。そしてそのトータルがプラスになっていればその分パターで打数を稼いだことになり、マイナスになればその打数分失ったことになります。

そして後半の IN は...

IN
10
11
12
13
14
15
16
17
18
Total
Putt(OnGreen)
1
1
2
2
2
1
2
2
2
15
Putting Count
2
1
2
2
3
1
2
2
2
17
1st Putt Distance(Yard)
11
1.5
11
6
3
2
2
21
5
1st Putt Distance(Feet)
33
4.5
33
18
69
6
6
63
15
Pro
2.02
1.18
2.02
1.84
2.21
1.34
1.34
2.21
1.78
Scratch Player
2.08
1.27
2.08
1.87
2.35
1.45
1.45
2.33
1.81
Diff. Pro
0.02
0.18
0.02
-0.16
-0.79
0.34
-0.66
0.21
-0.22
-1.06
Diff. Scratch
0.08
0.27
0.08
-0.13
-0.65
0.45
-0.55
0.33
-0.19
-0.31

と言うわけで、この日にパッティングで稼げた打数はそれぞれのレベルで変わってきます。

「Pro」 レベルのパッティングと比較してみると、OUT では0.27打稼げたのですが、IN では1.06打失ったので、トータル0.79打失ったことになります。

「Scratch Player」 レベルのパッティングと比較してみると、OUT では0.82打稼げたのですが、IN では0.31打失ったので、トータル0.51打パッティングで稼いだことになります。

パット数だけで見るとこの日はずいぶんパットが良くてスコアが良くなったような印象がありますが、実はパッティングで稼げたのは自分が該当する 「Scratch Player」 レベルでも0.5打しか稼げていません。という事はほかの部分が調子が良かったということになります。

なかなか面白い指標ですよね。ただ漠然とパッティングの回数を見るより指標としてはわかりやすいです。距離が長ければ平均パット数は上がり、短ければ下がってきます。

その結果長い距離のパットが決まれば稼げる打数も多くなり、短いパットを外すと失った打数が多くなります。

これらのデータが蓄積できると色々わかってくるでしょうね。データを取りながらのラウンドは大変ですがしばらくやってみようと思います。


【今日の小ネタ】
今回の新たな指標でのパッティングの分析は以前紹介した「ゴルフ データ革命 ~SG指標で 「一打の重み」 を可視化する~」と言う本で情報を得ました。なかなか面白い本です、是非読んでみて下さい。

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