ACTEK GOLF に入った新しい計測器の GC2 & HMT で色々なことが分析できるようになり、それをじっくり見ることでかなりスイングの意識が変わってきました。
7月のラウンドは3回。そんな中、まあまあ中身の濃いラウンドができています。上の画像は思い切り飛ばせる Bubba Watson 並み(本人の気持ち的に...)のドローを打った時の画像です(7 Ironで179 Yard)。
どんな "気付き" があってそれによってどう変わったか?と言うと...
GC2という弾道分析器はスライス回転のボールにかなり厳しい数字が出ます。それ少しでもフック回転が入ると飛距離は10ヤード以上伸びる結果になります。
これに対して HMT は何ができるかと言うと、その時のフェースの動きを分析してくれます。
スライスの原因は、カット軌道(アウトサイドイン)でフェースが更にその軌道に対して過度にオープンになった時に起きます。これがカット軌道に対してスクエアだったりすると、軽いフェードボールになり良い球筋で飛んでいきます。
ドローにするにはどうなれば良いかと言うと、軌道は絶対にアウトサイドインにはならずにインサイドアウトにならなければなりません。このインサイドアウトの軌道に対してフェースがオープンになるとプッシュアウトもしくはプッシュスライス。軌道に対してスクエアだったり、若干フェースが閉じて入るとドロー回転がかかります。
ドローを打つのに難しいところは、インサイドアウトの軌道が強すぎるとダメなところです。インサイドアウトの軌道の角度が増えるほどボールを押すことができなくなるので、前に行かずに回転だけが強くなってしまいます。
この画像はチーピンの時の画像です。
見栄えの良いフェードも、見栄えの良いドローも強すぎない角度で入ってこなければなりません。その上フェース面の動きは大き過ぎない方が良いというところもこれを難しくしています。
ACTEK GOLF のフィッティングやトライアングルチェックで使用しているので、何が原因でその球筋になっているのか一目瞭然です。なのでこのイメージがずいぶん頭に焼き付いていて、ラウンドをしていても結構意識してインサイドアウトに振れています。
インサイドアウトに振れていればあとはフェース面の向きのコントロールだけなので、比較的高い確率でドローっぽい球も打てて距離も少し出ています。今までも原理はわかってはいたのですが、なかなか打つのは難しい感じだったので、こんなにあっさりできるとちょっと不思議な感じです。
こういう機械って使いようだなってつくづく思います。まずはこの HMT でヘッドの軌道をインサイドアウトにすることから始めて、その後はどうしたら安定してフェースの向きをコントロールできるかを探ってみたいと思います。
ACTEK GOLF のフィッティング、トライアングルチェックではこの GC2+HMT を使用しています。興味のある方は info@actekgolf.com までお問い合わせください。
【今日の小ネタ】
今日は久しぶりに練習グッズを探してみました。面白いのがいくつかあったのでちょっと紹介を...
【送料無料】 バランスチェア ゴルフコア BALANCE CHAIR golf core
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安定した体幹から作られるねじれが飛距離アップにつながるということでこのねじれを鍛えるためのグッズです。
【送料無料】 バランスプレート アップスコア BALANCE PLATE up score
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これも同じメーカーが作る練習グッズです。バランス感覚を養うものです。
エクスジェル EXGEL スウィングバランスメーカー
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これもバランス感覚を養うものです。これは最近あちこちで見かけますね~。
自分のパッティングラインがハッキリ残る!メモリーパターマット
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これはパッティングの際のボールの動きもわかりそうで面白いですね。Bobby GraceさんのYouTubeでもこんなマットを使ってボールの動きの比較をしていました。