コスメだけ今風になって帰ってきた TourAD PT シリーズ。
GRAPHITE DESIGN のベストセラーシャフトの一つでもあり、未だに古いカラーで使い続けるプロもたくさんいます。
そんな TourAD PT が使えるのか?ちょっと数値の面から探ってみました。
まず TourAD PT シリーズは自分が大好きな TourAD BB に似た性質を持ったシャフトです。
どんな部分が似ているかと言うと、シャフトの手元部分の硬さが似ています。TouAD EV7x を使っていた頃はタイミングが合った時の飛距離はすごかったのですが、曲がり幅もかなりある自分にとっては安定しないシャフトでした。
その後 TourAD DJ を使ったのですが、これはすごく硬く感じて S Flex でもしなりを感じることができませんでした。その後 TourAD DI を使ったのですが、これはつかまらない...。
その後出会ったのが今のエースの TourAD BB でした。TourAD MT はまだ最終結論が出ませんが、BB よりもつかまりが良さそうなイメージです。
自分にとって振りやすいシャフトは手元が柔らかめで、少し弾き感があるシャフトということになりそうです。PT は手元の剛性が低めという点では条件を満たしています。
感覚的には TourAD BB と、TourAD DI のような手元の感じで、DI が一番しなり戻りが遅く、BB ほどしなり戻りのスピードが無いという感じになるような推測をしています。
と言うわけで手元にある TourAD PT と以前計測した TourAD BB を比較してみました。5点計測の数値を並べるとこんな感じです。
Butt |
- |
Center |
- |
Tip |
|
BB-7x |
33.1 |
26.1 |
17.8 |
12.1 |
10.4 |
PT-7x |
33.3 |
26.3 |
17.9 |
11.6 |
9.3 |
MT-7x |
32.5 |
25.5 |
18.2 |
11.5 |
10.0 |
これに DI のデータがあったらもっと面白かったんですけどね...。PT と BB の手元の感じはほとんど同じ感じですね。BB の方が先端のしっかり感があるので、先端の動きは PT の方がありそうです。
なんだか良い感じで使えそうな気がしてきました。MT-7x の検証が一段落したら、次は PT-7x の検証ですね。楽しみになってきました!
GRAPHITE DESIGN TourAD PTシリーズに関する詳しい情報は...
http://www.gd-inc.co.jp/golf/products_pt.html
【今日の小ネタ】
今日は久しぶりの巡回ネタ。珍しいパターが何本かありました。
SCOTTY CAMERON PROTOTYPEパター(相変わらずGolfPartnerの表示はこれ...)
http://item.rakuten.co.jp/golfpartner/2100132693649/
このヘッドは珍しいですね。多分TOUR RATやSUPER RATのヘッドにインサートを入れてない、更に素材はGSSという珍しいパターンです。009みたいに見えますが、009ではないみたいですね。GSSの009ってそういえば見たことが無いかも...
Scotty Cameron TOUR BLACK SUPER RAT GSSインサート
http://item.rakuten.co.jp/number7/tlupt00330/
これが SUPER RAT です。ヘッド素材は303ステンレスですが、インサートはGSSになっているのがSUPER RATです。
FASTBACK+ SELECT TOUR BLACK WELDED CENTER NECK!!
http://item.rakuten.co.jp/htcgolf/sc-t547/
このタイプも PROTOTYPEが出てきましたね。ソール面のでっかいCircle-Tは存在感ありますね。