ずっと気になっていた実験をするために色々考えていました。
今回は本実験の前段階的な感じもありますが、何か前提を作って結果を予想するには良い実験だと思います。
まず今回はどんな実験をしたかの説明を中心に、どんな検証をしたいのかお話します。
今回ウェイトの交換ができる Scotty Cameron の NEWPORT 1.5 を使ってウェイトの交換ですぺくがどう変わるか?という実験です。
そこからさらに先の実験につながるのですが、まずはウェイトの付け替えで総重量やバランス、さらには調べたかった重心角の変化を見てみました。
トウウェイト |
ヒールウェイト |
ヘッド重量 |
総重量 |
バランス |
重心角 |
15g |
15g |
344.2g |
513.4g |
C7.8 |
55度 |
0g |
0g |
314.2g |
486.1g |
B7.1 |
55度 |
30g |
30g |
374.2g |
546.1g |
E0.7 |
54度 |
30g |
0g |
344.2g |
516.1g |
C9.7 |
60度 |
0g |
30g |
344.2g |
516.2g |
C8.5 |
50度 |
30g |
15g |
359.2g |
529.7g |
D4.4 |
57度 |
このそれぞれを打ってみたのですが、感触がよかったのはブルーのバックになっている、トウ側に30gでヒール側に0gの物でした。
これは自分のパターを打つときの打点が5mmほどトウ寄りなので、そのことも影響しているのだと思います。
また同じウェイトの重量でもつける場所でバランスが変わるのも確認ができました。やはりトウ側に重いウェイトが付いた方がバランスは出ますね。
重心角は30-0と、0-30のパターンでずいぶん変わると思ったのですが10度差でした。でも10度ですからかなりの差にはなりますね。NEWPORT 1.5 は元々重心角が大きいパターですので、できれば NEWPORT や NEWPORT 2 でどうなるかも見てみたいところです。
重心角の違いがストロークのし易さに影響を与えると考えています。自分が使いたい ANSER型 が使えるようになるチューンが見つかるといいのですが...。
またこのあと SAM PuttLab でそれぞれのパターンでストローク分析してみましたので、次回以降にレポートします。
【今日の小ネタ】
NEWPORT 1.5 ネタだったので、楽天市場で巡回して気になる1本を見つけました。
CAMERON&Co.NEWPORT1.5 GSS 350G WELDED NECK&CROWN
http://item.rakuten.co.jp/auc-golf-wizard/114-000805-001/
CAMEON & CO は品が良いデザインのものが多いですよね。このパターもとても上品でとても良い感じです。サイトドットはひし形、サイトライン無しもいいですね。
フリンジに 「SCOTTY」「CAMERON」 と入っているのも珍しいです。5 Point Crown も珍しいですね。バックフェースに何もないのも新鮮です。このネックの短さで350g出ているということは元々重めの1.5のヘッドなのかもしれませんね。