リシャフトしてしばらく使っている GRAPHITE DESIGN TourAD M9003 ですが、最初の失敗を経て徐々に良い感じになってきました。
自分が感じる M9003 の感触が明確になってきたのでレポートします。
どんな感じで振れているかというと...
まずこの M9003 は手元が柔らかいシャフト。これを聞いただけで 「使わなくては...」 と思ってしまうキーワードです。
GRAPHITE DESIGN 社のシャフトには手元が柔らかいシャフトが何種類かあります。PT、DI、BB、MT あたりがそれにあたります。今回の M9003 もその仲間の一つとして分類できる一本です。
前作の Z9003 は全体が硬く、自分いとってはちょっと手に負えない感じがするシャフトでした。ですが今回の M9003 はすんなりタイミングが取りやすい感じで最初から振れました。
以前もレポートした通り、ここのところ60g台の重量のシャフトがうまくいっているので、最初は 6X を入れてみましたが、手元の柔らかさが凄すぎてもう少し硬さが欲しい感じがしました。
そこで遠慮せず 7X を1インチチップカットで入れてみました。数ラウンド使ってみて思っていることはこんな感じです。
しっかりためて打つと良い球が出る
打ち急ぎは左にまっすぐ飛んでしまう
フェードボールの曲がり幅はコントロールが難しい
思った以上に先が走る感じがある
飛距離性能はBBよりは飛ぶ
こんな感じです。自分のスイングは少しタメがある打ち方なので、手元がしなってくれるとタイミングが取りやすいです。これまでBBとかを使って良い感じだった方は、きっと同じように良い感触が得られると思います。
すごく飛ぶというシャフトではなさそうですが、しなりの感じはすごく上品に動いている感じがします。しなり戻りは実際に現場で振ってみるとかなり速い感じがするので、手元が柔らかいシリーズの中ではつかまりがいい方の部類に入ると思います。
今回先端をカットしているので先の動きは抑えられていると思うのですが、それでも動いてくれます。
一応断っておきますが、これらの感想は自分のスイングでの話です。他の方が打ったら戻ってくる早さがどんな感じか感じ方が違っても不思議ではありません。
とにかくシャフト選びはなるべく同一の条件が多い状況でするのが良いと思います。
これからはこのシャフトを振り慣れて、フェードの曲がり幅もコントロールできるようになるように使ってみます。
【今日の小ネタ】
今日は巡回中に見つけたちょっと興味深いパターを紹介します。見つけたのはこれ...
Scotty Cameron GoLo SELECT TOUR BLACK MIST CIRCLE-T
http://item.rakuten.co.jp/auc-golf-wizard/114-000912-001/
このパター珍しいのはシャフトがついている位置とショートネックが溶接されているというところです。これだけヒール側にシャフトがついているとかなりトウバランスになっているでしょうね。シングルベンドのシャフトが入っているので、このネックを溶接する角度に工夫があるんでしょうね。
duckbill golf でもこのネックパーツを作っています。この商品の説明にも書かれていますが、このパーツを使うことによってヘッド重量アップも実現できます。ヘッド重量がもう少し欲しいなという方には是非お勧めです。