先日の第一回に引き続いて今回も 「シャフト選びで大事なこと」 についてお話します。
前回は 「数字ばかりで判断しないで振ってみて判断しましょう!」 という内容でした。今回は自分が注目しているシャフトに関する情報についてです。
どんなところに注目して自分に合いそうか判断しているかというと...
「先調子」「中調子」「手元調子」...さらには「先中調子」「中元調子」などという微妙な表現もあります。この表示、以前からどうも腑に落ちない感じがありました。
前回も言いましたが、ある人にとっては先端が走る感じがするシャフトも、ある人にとっては棒のように硬く感じたりします。しつこく言いますが、人によってシャフトのしなりや動きは感じ方異なるんです。
最近シャフトの一定の場所のシャフト硬度に注目するシャフトメーカーも増えてきました。自分もこの方法は正しい判断をするために必要だと思っています。
自分の場合 TourAD BB が一番振りやすいシャフトですが、どんな性質かというと...。シャフトの場合2つの特長があり、手元が柔らかく先端は硬めになっているシャフトです。
手元の硬さはクラブを振る際に重要なファクターです。手元が柔らかいシャフトはタメを作る人にとってはタイミングがとりやすいシャフトのはずです。また手元が硬いシャフトの場合はトップからの切り返しが速くタメが少ないゴルファーにとって振りやすいシャフトになると考えています。
この前提の元自分の場合タメを作るタイプなので手元が柔らかいシャフトが打ちやすい。ですので GRAPHITE DESIGN のシャフトの場合、TourAD PT、DI、BB、MT、M9003 はすべて打ちやすい感じになりますが、逆に TourAD EV、DJ、GT、MJ などはとても硬く感じます。
この手元の硬ささえおさえられていれば、新しくシャフトが発売になったときも手元の硬さがどうなっているかわかれば自分に合いそうかどうかの最初の仕分けができることになると思います。
今まで使ってきて良かったシャフトについて調べてみると色々な共通点がわかって面白いかもしれませんね。是非やってみてください。
【今日の小ネタ】
久しぶりに巡回してみたのですが、なかなか新しいパターが無いなと思ってあきらめかけた時見つけました。ちょっとスタンプが珍しい1本です。
Tour 009 in SSS Hand Stamp Demon Dog ツアーパター 34インチ
http://item.rakuten.co.jp/number7/tlupt00416/
Demon Dog というのは初めて見ましたね。フェース面の Demon も初めて見ました。ソール面にしか 「SCOTTY CAMERON」 が無いのはあまり見ないですね。それにしても最近ソール面の打刻が充実してきましたね。良い冶具が作れたんでしょうかね?