先日のウェッジショットの分析の続きです。今日はバウンスのことについて考えてみました。
少し前になりますが EDEL Wedge のフィッティングをしてもらった時に、自分の場合ハイバウンスじゃないとダメだという話がありました。
それを検証するためにフルショットの時と、小さいアプローチの時のヘッドの状態を確認してみました。
まずはフルショットの時のダイナミックロフトの平均は、先日のレポートの通り45.5度でした。58度のロフトのウェッジですので、理論上は58-45.5で12.5度のバウンスが必要になるということです。
次は25 Yardくらいのピッチエンドランではどうなっていたかと言うと、これも10球のデータをとってみました。生データはこんな感じです。
大きな画像はこちらをクリック(詳細なデータが見れます)
これをよく見ると色々わかります。15 Yardくらいにキャリーさせるピッチエンドランの時のダイナミックロフトは40.3度。先ほどと同じ考え方をすると58-40.3で17.7度になります。これを見たらハンドファーストが過ぎていることがよくわかりますね。一番上の画像も地面をすったあとはフェース面側にしかついていません...。
ダウンブローの角度はフルショットとほぼ変わらない8.1度(フルショットは8.8度)になっています。ただ問題はインサイドアウトの軌道がフルショットよりも大きくなってしまっていて、インサイドアウトが8度(フルショットでは6.2度)でした。
これはアプローチでは一番ダメな感じですね。これをもう少しストレートに近づけたいところです。
そしてもう一つインパクト時のトウアップ度も興味深い数字が出ていました。これはインパクト時のライ角がどうなっているかですので、一定の方が良いのは明らかですが、今回のデータではトウが上がったり下がったり(プラスの数字になったり、マイナスの数字になったりです)。
ここが多分問題の部分だと確信しました。ここが安定させられれば(トウダウンしないようにできれば)きっとクラブの入りも地面にソール面があたったときのすべりも良くなるはずだと思います。
と言うわけでこのデータをとってからはどうやったら手首が延びないでアプローチできるか色々試してみました。そしてその答えとして有力なのは...
「手首の角度をキープする意識を右手から左手にする」
自分の場合右手に道具を持ってやるスポーツをずっとしてきたので、ゴルフでもどうしても右手の意識が強くなってしまいます。なので、アプローチも一生懸命右手の角度を崩さないようにと言う意識を持ってやっていました。
ですが色々やってみてどうもこの意識を左手にするとデータがよくなるんです。アプローチで常に延びているのは左腕。右手は曲がったり伸ばしたりする手になります。なのでずっと距離感が変わらないのは左手なのではないか?と考えてやってみました。
今のところかなりの確率アップにつながっています。次回のラウンド前の練習や、ラウンドでも試したいと思います。それまでもう少し練習を重ねたいところですね。次回のラウンドが楽しみです。
それにしてもGC2+HMTは最強の練習マシンですね。計測&分析のコースで皆さんも色々現状を把握して色々な意識を試してみてください。
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