以前から興味があった三菱レイヨンのアイアン用シャフトの 「OTi」 ですが、打ってみる機会がありましたのでレポートします。
今回主に試打をしたのは OTi 105 の S Flex。シャフト重量はカット前で104g。
今使っている GRAPHITE DESIGN TourAD AD115 と比較すると若干軽い感じ。実際に打ってみるとどんな感じだったかというと...
まず最初の印象は、スマートなシャフト径が目につきました。今使っているシャフトも比較的細めのバット径なので好印象です。
トルクは2.8と若干緩めの設定。これが X Flex になると、トルクは2.7、カット前重量は110gになります。
この OT iron はこれまでのシャフトの製法と違う作り方をしているとのこと。具体的にはカーボンシートを巻いていく作り方ではなく、以下の作り方をしているとのこと。
「カーボン繊維の束に樹脂を浸み込ませた、弊社開発のトウプリプレグを組み紐状に組み上げて製造しています。これにより余計な変形を抑えつつ、大きなしなりを生み、インパクトゾーンで安定したヘッド挙 動を実現しています」
手元の太さがあまりないので少し柔らかそうに見えるのですが、これが打ってみると意外とパリッとした感じです。
またこのシャフトは1本取りのシャフトなので、番手に合わせてチップカットし、バット側で調整します。3番アイアンでチップ側ノーカット、5番で1インチ、7番で2インチ、9番で3インチカットすることになります。
ウェッジが一番チップカットするのですがそれが3.5インチになります。パラレル長が120mmと書かれているので、3.5インチは88.9mmのカットで、パラレル部分は31.1mm残るので挿入長が30mmでも大丈夫な計算になります。
もし5番アイアンからしかいらなくて重量が欲しければ、X Flex をノーカットから始めれば柔らかくできる上に、重量アップもできそうです。
このシャフト結構しっかりしていますので、かなり上から打ち込む感じでも負ける感じはありません。
また今回同じ S Flex で OTi 75、OTi 85、OTi 95 も打たせていただきましたが、どれもしなやかさを感じることができました。普段 X か、番手をずらして SX くらいでアイアン用カーボンシャフトを使っていますが、このシリーズなら S Flex でも良さそうです。
OT iron に関する詳しい情報は...
http://mitsubishirayongolf.com/product.php?cmd=ot&lang=jp
【今日の小ネタ】
今日は久しぶりの巡回ネタ。格安のGSS NEWPORTが出てきました。
スコッティキャメロン CAMERON & Co. NEWPORT BEACH GSS 340g CIRCLE-T STAMP
http://item.rakuten.co.jp/auc-golf-wizard/a-016019/
これはGSSなのにずいぶん安いですね。若干当たり傷はあるようですが、それほど目立つ感じではありませんね。CAMERON & COでビーチ、刻印もダンシングですね。良い感じです。