最近のアイアンセットは全てと言っていいほど5番アイアンからのセットになっています。
そして4番アイアンは別売で、3番アイアンは作ってさえいないモデルがほとんどです。
さらにその流れはエスカレートして6番や7番からのセットというアイアンも増えてきました。そんな状況で使うクラブは何になるかを考えてみると...
5番アイアン以上のロングアイアンのリプレースに選ぶのはユーティリティになるという方は少なくないと思います。ユーティリティと言ってもアイアン型よりはウッド型の方が多いような気がします。
ウッド型ユーティリティというと18度前後が2番、20度前後が3番、22度前後が4番と呼んでいます。その番手はアイアンの代わりとして考えると簡単です。
最近ではこれらの番手(ロフト)に加えて、24度とか多いものでは30度などというハイロフトのウッド型ユーティリティも出てきました。
ロングアイアンを打つよりは易しく感じる方がほとんどなので、5番アイアンさえ抜いて24度のウッド型ユーティリティを入れる方が増えてきました。先日たて続けにそんなパターンのお客様がフィッティングにいらしたのでその時に感じたことを書いておきます。
そのお客様は一人は40代前半、もう一人は50代前半です。二人ともなるべく簡単にゴルフをしたいということで、ロングアイアンは早い時期からユーティリティにチェンジ。それがうまくいっていたので24度や25度のユーティリティを最近入れたとのこと。
二人ともその上の21度と22度のユーティリティは期待通りの距離も出て大満足なのですが、24度前後になると急に飛ばなくなります。シャフトも同じ、長さも同じピッチになっています。
飛ばない原因は上がりすぎで、上がっている原因はスピン量の多さでした。フェアウェイウッドでは上がりすぎてしまうヘッドスピードの人がユーティリティにすると吹けあがりは抑えられますが、ハイロフトのユーティリティだとそれも難しくなります。
要するにそのクラブを最適な状態で使えるヘッドスピードを超えてしまっているんです。ボールへのエネルギーの伝達は上に上がるエネルギーに変えられてしまい、前に飛ぶエネルギーとして伝わっていないのです。
そこでヘッドスピードを落として振ってもらうと目標とする飛距離を得ることができます。本来パワーがあってアイアンも打てるような人(打つべき人)が楽すぎるクラブを使うとこういうことが起こりますのでご注意ください。使う場合はリキまず軽く打っても飛距離は得られます。
【今日の小ネタ】
先日購入した harman/kardon のコンパクト bluetooth スピーカーが良かったので、最近色々見る物が気になっています。beats のスピーカーは Apple Store でも扱っているスピーカーです。
Beats by dr.dre ビーツ/ BT SP PILLBT V2 WHT
and BT PILLS WHT Pill 2.0 Black ワイヤレススピーカー&スタンドセット
http://item.rakuten.co.jp/miyajimusic/ol-e17091413/
このスタンドがなかなかいいですね~。このスピーカーとスタンドどちらも色々な色があります。