最近のトレンドは少ないスピン量で飛ばすドライバーですが、どうやったら少なくなるか?ちょっと整理してみます。
重心深度が浅いドライバーだけがスピンが少なくなるわけではありません。もちろん元々浅い重心のものであれば、それほど意識しなくてもスピン量が少ない球が打ちやすいということです。
では普通のドライバーをどんな意識で打ったらいいか?GC2でデータを見ながら試してみましたのでレポートします。
GC2+HMT で当たった場所と、スピン量の関係を見てみました。
少し前までは当たる場所が真ん中だったのですが少し下寄りになっていました。感触が良く自分ではナイスショットだと思っても、スピン量が2,800rpmもあったなんていうことも結構ありました。
自分のヘッド軌道は悪いと若干アウトサイドイン、良いとほんの少しインサイドアウトになっています。アウトサイドインになるとスライス回転が入ってくるので、総スピン量は大きくなる傾向になります。これが少しでもフック回転がかかるとグッとスピン量が落ちてきます。
また上下の軌道はアッパー軌道になっているので、その点ではスピン量が多くなるということはありません。これがダウンブローの軌道になってしまっている人はスピン量が多くなることになります。
というわけで、アッパーブローで、フック系のボールが打てるとスピン量が少なくなるということになります。打ち出し角がボール初速に合っていれば、効率良くボールを前に飛ばすことができます。
元々重心が浅いドライバーはそれほど打点を気にしないでも真ん中で当たっているだけで少ないスピン量で飛んでいくのですが、普通の重心深度のドライバーでは当てる場所も気にしなければなりません。
かなり下で当たると3,000rpmオーバーの数字が出たこともありました。真ん中近辺だとなかなか2,500rpm以下にはなりません。これが上目に当たる簡単に2,000rpmを切る数字が出てきます。
重心が浅くないドライバーでも、1,500rpm以下の数字が出て劇飛びすることもありました。上過ぎると1,000rpを切りますがさすがにこれでは飛びません。
この実験をしてから上目で当てようと意識してラウンドしていますが、ボヨ~ンと棒球で飛ばせているような気がします。上の画像だともう少し上が良いですね。
ドライバーによってどこに当たると効率良く前に飛ばせるスピン量になるかは異なるます。またヘッドスピードによっても変わってきますのでその辺を知っておくことは重要ですね。
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