先日 Facebook のお友達から高麗や遅いグリーンでどんな事を考えているか?というお題が出てきたのでちょっと横道にそれながらレポートしたいと思います。
先日のラウンドは今年3回目の高麗グリーンだったのですが、まあまあ良い感じにしのげて14-16パットであがることができました。
普通のグリーンなら30パットは切りたいところなのですが、慣れないグリーンで30パットなら上々です。で、自分がどんな事に気をつけていたかあらためて考えてみると...。
まず事前に高麗グリーンだということがわかっていれば、スタートの1時間以上前にコースに着いて、ショットの練習前にパッティング練習、そしてショットの練習をして、その後ショートパットを中心にもう一度パッティング練習をしています。
高麗グリーンは基本遅いところが多いですが、メイングリーンが高麗グリーンになっていたり、寒い時期だけ高麗グリーンを使っていたりするようなコースの場合は、かなり高速になっている事もあります。
特長としては、上りは打たなければ届かない下りはめっぽう速い。そして止まり際には思った以上に曲がる...などがあります。
最初の練習グリーンでの練習は、上りのライン、下のラインの力加減をつかむ事を目的にやっています。ですのではっきり下りとか上りだとわかるところを見極める事も重要です。
普通のスピードなら上りと下りの力加減の差はこれくらいなのに、今日はどのくらいの違いがあるか確かめます。一般的には普通のグリーンより下りは軽めに上りは強めになると思っています。
そして次のパッティング練習ではショートパットの練習をします。これも上りと下り、そして結構曲がりそうなスライスラインとフックラインを探します。
ここでは2mくらいの距離を練習するのですが、上りのラインは強めに打つのでライン取りは薄めに読んで打つイメージでいきます。下りのラインはどんどん加速するので、そのタッチが通常のパットよりどのくらい弱くイメージしたら良いかを確認します。
そして曲がるラインはフックであれば左が低いので、いつもより打ち出し方向を厚めに、スライスであれば右が低いので、これも打ち出し方向を厚めに打ってみます。
そしてカップを過ぎてどれくらいボールがカップから遠ざかるかを見て、ボールが、曲がり始めるポイントのイメージを作っていきます。この曲がるラインに上り下りが入った時は少し厄介になってきますね。
基本上りのラインは強めに打つのでラインは薄めにするのですが、止まり際に大きく曲がるのが高麗グリーンなので、曲げて入れるのか、大きく曲がる前に入れるのか方針を決めます。
下りの曲がるラインは曲がり幅が上りより小さくなるイメージなので、薄めに軽く打つ事になります。曲がる勢いよりも下に向かって転がる力が強くなるからです。
下りはとても厄介なので、まずはどこに打ったら上りのラインを残せるかを常に考えながらグリーン面を狙う事は重要でしょうね。
【今日の小ネタ】
今日はびっくり仰天なパターの話。TP MILLSのパターなのですが、こんなハンドメイドも作っていたんですね。
TPミルズ GSS ガレージパター プロトタイプ スラントネック
http://item.rakuten.co.jp/nativeplace/pt-tp-gssgrage/
溶接のドットがあちこちあって、素材はGerman Stainlessとのこと。これが綺麗かどうかは人それぞれのセンスによるかと思いますが、今までになかったものを創造するって大変なことです。このパター以外も色々ありそうなので時間があるときに見てみようと思います。