最近ドライバーのシャフトフィッティングにいらした方に、ドライバーのシャフトが決まったらフェアウェイウッドのシャフトはどう選んだらいいのか?とよく聞かれます。
だいたい答えにはいくつかのパターンがあります。その幾つかのパターンを書いておきます。
それは用途に応じた選び方なのですがどのパターンに当てはまるかは人によって変わります。どんなパターンがあるかというと...
フェアウェイウッドは得意なのか?そもそも地面にあるボールを打つクラブとしては、一番長くて一番スイングスピードがでるクラブです。苦手だから 3w は入れていないという人もいます。飾りになってもしょうがないので、実用を前提で考えます。
3w はティアップしてしか使わないという事であれば、確率がドライバーより良いクラブという位置付けになりますので、ドライバーと同じシャフトでバランスも合わせるのが良いと思っています。
3w は無しで 4w や 5w からの場合もシャフト重量は同様に考えて良いと思いますが、ティアップではなく下から打つ場合は少し重めの物を選んだほうが良い結果になる事が多いようです。ドライバーが60g台のシャフトとするとフェアウェイウッドのシャフトは70g台でも良いですね。
ただアイアンのシャフトが軽量の場合ウッド類を全部同じくらいの重さにしたほうがうまくいく人もいます。女性などはそんな感じのセッティングにした方がうまくいく場合が多いです。
フェアウェイウッドの7番は飛距離的には3番アイアンのリプレース、フェアウェイウッドの9番は4番アイアンのリプレースになるクラブなので、狙っていくクラブであり一定の距離を打ちたいという要素が必要になります。
そういうフェアウェイウッドの場合は安定を目指して重めのシャフトを入れるのが良いと思います。これがユーティリティでも同じ事が言えますね。距離を稼ぐ物はウッド系の流れに、ピンを狙っていくものはアイアンの流れに合わせるというのがシンプルな流れだと思います。
フェアウェイウッドのシャフトは軽ければ簡単というわけではありません。重くなった方がうまくいく場合もあります。80g台のシャフトが入ったフェアウェイウッドはなかなか試打する機会がないと思いますが、打ってみると打ち易さを感じる人も多いと思います。
フィッティングに来ていただいた方には自分が使っていたフェアウェイウッドで重いシャフトが入ったものを打っていただいたりしますが、半数以上の方が重い方が打ち易く感じると言います。
もちろん軽い方が打ちやすい方もいるので一概には言えませんが、フェアウェイウッドが苦手な方は特にシャフトを変えてみるというのはトライしてみると良いと思います。
最近ではフェアウェイウッド専用シャフトを用意するメーカーも増えてきましたので、フェアウェイウッドを "使えるクラブ" に変身させてみるのはいかがでしょうか?
【今日の小ネタ】
今日は巡回ネタ。最近 Scotty Cameron の 009 Masterful も色々なスタンプが出てくるようになりました。009・Mとスタンプされているものが多いですね。
スコッティキャメロン 009M SSS クラウンド スコッティドッグ ビッグツアードット 350G
http://item.rakuten.co.jp/htcgolf/sc-t677/
今回見つけたのはSSS素材でドッグと要所にクラウンがスタンプされたバージョンです。このスタンプは良いですね。