主にANSER型や小さめのヘッドの話になりますが、サイトラインについて考えてみました。
ラインがあった方が構えやすいとか、真ん中に当てやすいと思っている方が多いと思いますが、これについての考えを書いておこうと思います。
元々入ってしまっているものも多いので入っているものを埋めるのは難しいですが、入っていない物に入れることはできますので、その際の参考になればと思います。
今やどのメーカーも作っている ANSER TYPE と ANSER 2 TYPE の話からすると...。PING ANSER にはサイトラインがずっとありません。サイトラインが入っているモデルは別のモデル名が付けられていました(ANSER 3)。
ANSER 2 にはサイトラインが入れられています。これにならって各メーカーもそれぞれのタイプにあたるモデルにはサイトラインの有無が設定されていました。
少し前に Scotty Cameron氏にインタビューをさせていただいた時に、今年のモデルから ANSER タイプにあたる NEWPORT にもサイトラインが入ったことについて聞いてみました。
他のメーカーでは早々このANSER型に該当するモデルにサイトラインを入れてきましたが、Cameron氏はずっと入れてこなかった。これについては、Cameron氏は Karsten Solheim氏をリスペクトしているとのことで、NEWPORT にサイトラインを入れなかったとのことでした。
ですが市場から上がる声は NEWPORT にもサイトラインが欲しいという要望がかなり前からあったとのことでした。そして今年ついに入れてみたとのことでした。そして出荷数にかなり開きがあった NEWPORT と NEWPORT 2 ですがかなりその数が近づいてきたとのことです。
サイトラインはターゲットにフェース面を合わせるために役に立ちますが、それをやることによって合わなくなる人もいます。Cameron氏から聞いた Tiger Woods の話だと、線があるとそこが気になってしまって真っ直ぐに向けられないということだったそうです。
それでタイガーのパターはヘッド形状は ANSER 2(NEWPORT 2) だったのですが、ラインは無くサイトドットだけでした。
ボールにラインを引いてそれをターゲットに合わせてセットしている人は、その延長になるサイトラインは有効かもしれません。ですが、どこに打ち出すんだという意識が強い自分のようなタイプの人はむしろいらないのかもしれません。
自分もトップブレードにサイトドットかサイトラインのパターが構えやすいです。
duckbill golf のフルオーダーパターはみなさんの特性に合わせたパターが自由自在に作れます。今回お話ししたサイトラインやサイトドットもお好きなように入れられます。
http://www.duckbillgolf.com/dgp/dgp.htm
これまでの duckbill golf パターの作品集はこちらから...
http://www.actekgolf.com/duckbill/putter/putter.shtml
【今日の小ネタ】
ちょっと気になる練習グッズがあったので紹介します。
M.I.T. Inc. ゴルフ練習器 Master Swing Trainer(マスタースイングトレーナー)
http://item.rakuten.co.jp/ezaki-g/masterswingtrainer/
この脇があかないようにする練習グッズは数々ありますが、これは腕の内側で挟むタイプではないので、いいかもしれませんね。でもこのフィニッシュは4スタンスタイプのBタイプ向けのような気がします...。