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シャフト軽量化には思わぬ落とし穴が...

つい最近自分もアイアンのシャフトを軽量化しましたが、それはかなり慎重に行ったつもりです。

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シャフト軽量化にはいろいろな目的があります。メリットもたくさんありますが、そこにはデメリットもあります。それを知ってトライすることが必要になってきます。

最近はプロもシャフトを軽くしている人が結構います。それを見て興味を持った人も多いと思いますが、そこには落とし穴があります。

あんなにパワーがあるプロが自分と同じ重量のシャフトを使っているとか、プロが60g台のシャフトを使っているのに自分は70g台のシャフトを使っている...。それでいいんですかね?という質問をよく受けます。

使い手の体力がどのくらいあるのか?それを振る体力がどこまであるのか?そこが重要だと思っています。例えば、「たまに1.5Rすることがある」 とか 「2日連続でプレーすることがある」 とか、競技をする人であれば 「3日競技の試合に出ることを目標にしている」。

これらはそれぞれの人のクラブ選びの中では重要な情報です。ですので私のフィッティングを受けていただく方にはまずはここの情報を聞かせていただいています。

その中でベストのクラブを選ぶことをフィッティングに取り入れています。それに加えて練習量や、ゴルフに対する姿勢も重要です。

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こういう話をしているときに、軽いシャフトを使ってみたいと言うかたが最近増えてきたような気がします。自分には今のシャフトが重いのではないか?という疑問からですね。例えば 「プロでも60g台のシャフトを使うプロが増えてきた」 なんて雑誌の記事を見るとそれに感化されて気になってしまう。

もちろんそれにトライすることは意味があることだと思うのですが、デメリットも知っておくことが必要です。

まずシャフトを軽量化してほとんどの方はすぐに良い結果が出ている気がします。それは人が使っているクラブを借りて打った時などもそうですね。なぜ変えてすぐは良いショットが出るのか?それは今まで使っていたクラブを振る体で、軽い物を振っているからです。

フィッティングをしていても、重いシャフトを打った後に軽いシャフトを打つとだいたいの方が良い結果になります。でも人間なかなかこの状況を維持できないんです。本当は重いシャフトを振れる人が軽いシャフトを使っていると、自分の力が余っていることに徐々に気が付くんです。

そうするとだんだん意識していなくても体は横着をするようになります。それが手打ちとなって徐々に調子が悪くなっていくんです。

自分がシャフトを軽量化したときこのことを肝に銘じて毎回使ってきました。「横着しないでしっかり身体を使って打とう」 とずっと意識していました。

軽量化するメリットはやはり早く振れるので、ヘッドスピードがアップして飛距離アップにつながります。これが最大のメリットです。そのメリットを継続するには軽いシャフトに甘えた体の動きにならないように常に気を付けることが必要です。

軽量化して調子良かったんだけど最近ちょっと...という方はちょっと重いシャフトがついたクラブを打ってみた後に軽量化したクラブを打ってみてください。もう一度リシャフト直後の感動が味わえるかもしれません。


【今日の小ネタ】
今日も巡回ネタですみません。なんだか懐かしい感じがする TOUR CAMERON を見つけたのでそれをちょっと紹介。

スコッティキャメロン NEWPORT 2 TOUR サークルT パター
http://item.rakuten.co.jp/auc-premiumgolfclub/011119780082322/

ヘッド形状も今はないClassicヘッド。そしてフェース面のダンシング。このスタンプを見ると009のスタンプに見えますね。キャビティ内もフェース面も009によくある打刻パターンです。USEDですが、なかなか良い感じのパターです。

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