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パターのグリップ交換によるバランスの変化

先日ちょっとお話ししたパターのグリップでかなり打感や振り心地が変わるという話ですが、今日は少し具体的な数字をお見せして説明します。

ptgrips.jpg

ヘッド重量を350gに固定して同じシャフト、同じ長さで、総重量とバランスにどんな変化が起きるか計ってみました。

これって結構役立つ情報だとは思いますが、バランスが軽くなったからと言ってそれほど打ちにくくならないのも不思議です。

今回使用した部品は以下の通り

  シャフト:島田ゴルフ JSP70-120
  長さ:33.5インチ
  ヘッド:ANSER型 350g

そして上の条件下で計測した結果はこんな感じになりました。

Grip
Grip Weight
PT Weight
Balance
SuperStroke Slim 2.0
51.3g
506.0g
D7.2
SuperStroke FLATSO 1.0
84.0g
537.3g
D1.9
IOMIC マイナスイオン MID
64.2g
516.0g
D2.8
IOMIC マイナスイオン Regular
53.0g
505.2g
D5.3

個人的に一番ストロークしやすかったのはSuperStroke FLATSO 1.0が入ったもの。これは全く予想外な感じでした。形状が良かったのか?手元が重いのが良かったのか?

パターグリップの重量はこの4本を見ただけで50gもあるし80gもあります。普通のクラブ用のグリップではこの差は考えられませんよね。それによってパターのバランスはD1.9~D7.2まで変化します。

バランスが重い方が打ちやすいと感じる方が多い気がしますが、今回一番バランスが出ていたSuperStroke Slim 2.0はバランスが出ていたのにヘッドが軽く感じました。逆に一番バランスが出ていないSuperStroke FLATSO 1.0が良い感じで振れて...。わからないものですね。

どれくらい良かったかというと、次作るパターにはこのSuperStroke FLATSO 1.0を入れてみようと思うくらい良かったです。

バランスは軽くても総重量が重いといいのか?そうするとシャフト重量はどう関係してくるのか?色々な要素が絡み合っていますね...。奥が深い...。


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