最近 ACTEK GOLF にクラブセッティングに関する相談に来られる方が増えています。
そんな中色々な考え方を聞いて、自分なりに感じていることを書いておきます。タイトルからこれから話す内容を想像できた方はいるでしょうかね?
セッティングに関する自分の考えがどんなものかというと...。
クラブセッティングを考えているという方は、ほとんどの方が現状に何らかの違和感を感じている方が多いです。その場合の落としどころとしてクラブスペックを材料にすることは良いと思っています。
ただクラブセッティングを考えるにあたって、総重量、バランス、振動数などのそれぞれのクラブのスペックが気になってしまっているという方も多くありません。
自分の考えはこんな感じです。それぞれのクラブにはそれぞれの役割があって、その役割が果たせていれば数値にこだわる必要はないと思っています。例えばどんな役割かというと...
ドライバー:曲がりを少なく飛距離を出したい
3W:とにかくグリーンの近くまで打ちたい
5W:ある程度ねらったところに打ちたい
UT:ロングアイアンより簡単に高いボールでグリーン上で止めたい
アイアン:縦の距離のばらつき無く打ちたい
ウェッジ:操作性をよくしたい、バンカーで必ず出したい
ざっと書きましたが、それぞれのクラブには役割があるわけです。その役割を果たさせようとした場合に、統一されたスペックは必ずしも必要ありません。
表題の 「シルバー/ブルー/オレンジ ですが...」 は自分のウッドのシャフトの色です。ドライバーはTourAD TP、FWは TourAD BB、UTは TourAD UT になっています。
それぞれの調子や総重量、振動数などを考えたら全くそれぞれ異なるスペックなのですが、実際に使っていて違和感がありません。それはそれぞれの役割を果たしてくれているからです。
ドライバーは飛距離アップのためにフレックス TourAD TP-7s に落として重量はそのままにしています。3Wは13度のロフトを使用しているので、楽に上げられて力まないようにそして左に行かないように思い切り手元調子の TourAD BB-7s を入れています。
そして17度の UT はアイアンのシャフトの重量を上回る重量(UT-105x)がありますが、3Wでは少し自信がない状況で、距離を稼ぎたいときのクラブとして考えていて、ラフからも打ちます。バランスも重めですがしっかり弾いてくれるのでボールは上がるし、安定して飛んでくれています。
それぞれに自分の目的を果たしてくれているんです。ですので、セッティングを考えるときに固定概念にとらわれず、結果が良いものをわざわざ変える必要な無いと思っています。
ただ何か調子が悪いときの材料としては持っておくのが良いかもしれません。最近たまに書いていますが、ドライバーのシャフトを TourAD TP-6x にしようかとか、3Wのシャフトを TourAD TP-7s にしようかと考えています。
これはそろっていないから気持ちが悪いという話ではなく、6xにしたら振り遅れが改善できるかもしれないとか、フェースが右を向いて降りてくる度合いが減るのではないかという期待があるからです。
ただ今それほど悪くないものなので、そのクラブを壊してまで試すつもりもありません。スペアのヘッドを用意して、比較を十分にするつもりです。スペアのクラブを用意するのは大変ですが、一度分解したクラブはなかなか同じシャフトを差しても同じ感じに仕上がらないですからね...。
【今日の小ネタ】
今日はちょっとおしゃれなパターカバーがないか探してみました。木の庄帆布って楽天に売り場があったんですね。
これはなかなかおしゃれな感じです。でもこれって素材は革ですね。