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0705

M2 vs M2 D-TYPE/Snell で再実験

先日の実験に引き続き、今度はボールを PRO V1 から Snell MY TOUR BALL に変えてデータをとってみました。

compare-2.jpg

ラウンド中には PRO V1 の方が良い感じで飛んでいる気がしていたのですが、意外な結果が出ました。

どんな結果が出たかというと...

実験の条件は以下の通りです。

  ヘッド1:TaylorMade 2017 M2 9.5度
  ヘッド2:TaylorMade 2017 M2 D-TYPE 9.5度
  シャフト:45.5インチになる GRAPHITE DESIGN TourAD TP-7s
  スリーブポジション:NEUTRAL
  ボール:Snell MY TOUR BALL

ヘッド1とヘッド2の比較をする。まずは10ショットずつ打ち、両方打ち終えたらもう10ショットずつを打ち、合計20ショットの中から曲がりの大きいものや、計測ミスと思われるものを削除し10ショットをチョイス。その平均値を比較。

 
初速
打出角
打出方向
左右のずれ
M2
66.83
12.2
左1.67
左1.6
M2 D-TYPE
67.22
11.2
左1.95
右4.1

この結果を見ると初速は D-TYPE の方が出ていますね。打出角が D-TYPE の方が1度も低く出ているのでこれは飛びそうな感じです。左右のずれがD-TYPEの方が右に行っています。打出方向は D-TYPE の方がより左に打ち出していますね。前回のデータと比べてもボールが柔らかく感じる分フェースに乗っている時間が長いのだと思われます。

 
サイドスピン
トータルスピン
キャリー距離
総距離予測
M2
スライス126.4
2562
252.3
275.6
M2 D-TYPE
スライス259.5
2568
251.4
275.7

サイドスピンはなぜか D-TYPE の方が大きいですね。ボールがフェースに乗り過ぎているのかもしれません。トータルスピンはほぼ同じ、キャリーの距離も総距離もほとんど変わりません。ですがこの結果を見ると明らかに PRO V1 より飛んでいます。

前回飛んだ M2 w/PRO V1 と 今回飛んだ M2 D-TYPE w/Snell で主な項目を比較してみると...

 
初速
総距離予測
サイドスピン
トータルスピン
M2
PRO V1
66.31
269.1
スライス160.4
2757
M2 D-TYPE
Snell
67.22
275.7
スライス259.5
2568

Snell の方がスピン量も少ないし、飛距離も上回っています。これでもう少しつかまっていればもっと差が出そうな感じです。やはりボールは Snell の方が飛ぶんですね。

次は飛ぶポジションがどこなのか?を実験したいと思います。多分スピン量が少なくなるポジションにするのが良いんでしょうね。


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