2017年の更新は今日で最後になります。今年も一年お付き合いありがとうございました。
2017年最後のレポートは年末ぎりぎりになってできあがってきた自分用の duckbill golf Rocker Sole Remake(RSR17) の紹介です。
ヘッドの素材はファーストモデルは軟鉄。これにメッキをしたヘッドです。もう色を見たら何のメッキかわかりますね。
両方のフリンジに打刻をしてからメッキに出しました。ヒール側には 「TOSHI」、トウ側には 「RSR 17」 を打刻しました。
そして今回は銅メッキの艶消しバージョンにしてみました。できあがったヘッドが上の画像の通りです。
フェース面は薄いミーリング痕を残した状態だったので、良い感じに仕上がりました。
このままでも色が変わってくると良い感じになるかなとも思ったのですが、スタンプには色を入れることにしました。何色を入れるか考えたのですが、やはりお上品に見えるのは白!というわけで白を入れてみました。
それがこんな感じです。何も色を入れないよりこの色の状態だと良い感じですね。
もう少しクローズアップするとこんな風に見えます。打刻のところは周りの盛り上がりを少し処理してからメッキすればよかったですかね。ま、手作り感があっていいと思っています。
元々軟鉄のヘッドですのでこのようにメッキなどの表面処理をしなければ錆びてしまいます。以前紹介した黒いボロンメッキも良いですが、この銅メッキもなかなか良かったです。
普段使っている TRUECoG CUPRUM は本物の銅で、やはり軟鉄に銅メッキをしたものとは柔らかさの質が異なります。軟鉄は軟鉄で独特の柔らかさがあるのですが、やはり銅ヘッドには及ばない感じですね。
ただ銅の色になるのでこれは柔らかいのではないか?と思わせてくれる色合いです(もちろん軟鉄の柔らかさも良いのですが...)。
今回は TrueTemper のステップ無しのシャフトを33.5インチで組みました。グリップは刻印に白の色を入れたので、PINGのラバーグリップの文字は白のバージョンを入れました。ヘッド重量は350gくらいですが、なんとなく重みを感じるできあがりになりました。
そして改めて良かったと思ったのはトップブレードの丸み。Cameronさんはロールトップと言っていますが、これにすることによって Old Anser の形状が更にレトロに感じさせ、マイルドなイメージにしています。
ファーストリリースのヘッドはまだあります。ご興味のある方はご連絡ください。お問い合わせは info@duckbillgolf.com まで!お好きなメッキにしていただけます。
Rocker Sole Remake のリリースに関する記事は...
http://www.anserfreak.ne.jp/archives/2017/12/duckbill_golf_rocker_sole_rema_1.html
BORON BLACK のメッキに関する記事は...
http://www.anserfreak.ne.jp/archives/2017/10/duckbill_golf_rocker_sole_rema.html
それでは皆様良いお年をお迎えください!新年は1/5からの更新になります。ACTEK GOLF の営業は1/4からですので、お時間がある方は是非ご予約ください!
【今日の小ネタ】
スタジオのパッティングエリアをこれにしたいななんて考えています。
なかなかこんなに広いパターマットは無いですよね。なるべく真っ直ぐの情報が少ない環境で練習することがパター練習では大事になります。これだけ幅があれば斜めに打ったりすることもできますので良い練習になります。