遅ればせながらずいぶん売れているという三菱ケミカルの TENSEI CK Pro Orange を打つ機会があったのでレポートします。
今回打たせてもらったのは 50X、60S、60X、60TX、70S、70X の6種類。TENSEI CK Pro Orange は手元が柔らかい大好物(笑)。
TourAD BB と比較したくなるようなシャフトであることを期待して打ってみたのですが、実際にどんな感じだったかというと...
まず剛性分布を見てみるとやはり手元の緩さは他のシャフトにはなかなかない感じ。TourAD DI というよりは TourAD BB に近い感じです。
手元にタングステンプリプレグをシートを使ってカウンターバランスになっているシャフトで、振り抜きをよくしているとのことでした。
今回使ったヘッドは PING G410 PLUS の9度ポジションはノーマル、シャフトの長さは45.5インチでした。
最初は 60S を打ったのですが、これは振りやすいのですが少し戻ってこない感じがあり少し右目に飛びました。次は 60X を打つとまだもう少し硬くてもいいかなという感じ。右に行く感じが薄れてつかまる感じになってきました。
そして今回一番感触が良かったのは 60TX。これはドンピシャな感じで、しっかり振りぬけたときは本当に軽いフェードボールが出て、つかまえに行けば軽いドローも出るという感じ。
この一番良い感じだったシャフトの最大飛距離は280 Yard。最近では久しぶりに280 Yardオーバーを見ました。やはり60g台はヘッドスピードも上がります。
次に打ったのは 70S だったのですが、これはやはり柔らかさを感じて重さも重くなって少しつかまらなくなります(とは言ってもそれほど曲がらない感じ)。もう少し硬ければと思って 70X を打ったのですが、これは重い硬いでちょっと違う感じでした。
手元がしなるというのはやはり自分にとってタイミングを取りやすいですね。何の違和感もなく振りぬけます。
TENSEI CK Pro Orage はこれまでにないスペックで、TourAD DI を使っていたプロが使うパターンが多いというのはよくわかりました。
これを46インチ位で使ってみるのも面白いかもしれませんね。長めにしても間に合ってきそうな雰囲気があります。
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【今日の小ネタ】
これってもう売っていたんですね。ちょっと興味あり。どんだけ小さいんだか...。 |