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シャフトフィッティングを考える その1

シャフトフィッティングにいらしたお客さんによく聞く話です。

shafts-11.jpg

  つかまらない→先調子
  左に行きたくない→手元調子

もちろんこれが当てはまる人もいますが、シャフトフィッティングはこんなに簡単な図式ではありません。私がどんな風に考えているかをお話しすると...。

ここからは私の考えですのでこの考えが間違っていると思われる方もいると思います。フィッティングはどこに注視するかで選び方が変わってきます。

私が注視している部分は手元の硬さです。体とシャフト(クラブ)が接する場所の性質がどうなっているか?ここが重要だと思っています。

大まかにいうと手元が柔らかいのか?硬いのか?この部分の性質によってその人にとっての振りやすさが変わってくると考えています。

振りやすいと考える要素な何なのか?色々あると思います。

自分のタイミングでインパクトを迎えられる
ヘッドスピードが上がる
逆球が出ない

まだまだあるのですが、その人が実現したい球筋に合わせて細かく変わってきます。

私の場合手元調子のシャフトが合いますが、飛距離が出て狙った球筋が打てて、インパクトのタイミングが合わせやすいです。

これはフェードボールを打とうとしているからそうなるのだろうと思われるかもしれませんが、ドローを打つ時も打ちやすいのは手元調子でした。

先調子の物を打つと見事にスライスしか出ません。今は手元調子、先調子という表現をしていますが、実際は手元が柔らかい、手元が硬いという方が感覚としては正しいです。

手元が柔らかくても先が動くシャフトもありますし、手元が柔らかくて先端がガチガチの物もあります。

手元が硬くて先端が柔らかい物、手元が硬くて先端が硬い物色々あります。中間部の硬さはその先端の性質を助長するものなのか?抑えるものなのかによって動きも変わってきます。

ですので、シャフトはシャフト全体の剛性を考えて選ぶことが重要です。この続きはまた次回...。

今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「バランスを合わせる?」をアップしています。パターのバランスに関する私の考え方についてお話ししています。是非ご覧ください!

【今日の小ネタ】

これは手研磨でかなり丸くなってますね。


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