先日は三浦技研のオンセット、オフセットの試打ヘッドのサンプルについてレポートしました。http://www.anserfreak.ne.jp/archives/2019/12/onset_vs_offset.html
今回はラウンド形状の type R と、スクエア形状の type S です。ヘッドは TC-101 です。
営業自粛に入る前にサンプルが入荷したのでちょっと紹介します。
三浦技研のアイアンは色々なオーダーができるので、すごくこだわりがある人にはわかりやすいのですが、なかなかどう変わるのかというのが説明では難しいので実物があるとわかりやすいです。
先日のオフセットは実際に打ってみて、もちろん構えてみてよくわかるし、違いも出やすいスペックですが、今回のラウンド形状/スクエア形状は並べてみないとわからない人も結構いると思います。
実際にヘッドの形状が変わるだけですので、大きく球筋に影響が出る部分ではありません。
ですが、「ここがもう少し丸いと良いな」とか「ここは丸くない方が良いな」とかは比較してみると好みは出てくる部分です。
つるしのクラブだともう形状は決められているので、そのメーカーの同じシリーズは同じ人が設計している可能性があるので、大きく変わらないことが結構あります。
昔の J’s なんて今見てみるとこれが一世を風靡したのか...と思うほど結構癖のあるヘッドです。それが後の TourStage シリーズにも踏襲されました。ですがその流れには入らないクラブも徐々に出るようになります。
それはプロが好む形状に削ったのでそうなったという感じです。MR-23 などは初代のダイヤモンドバックの物ではなく US SPEC. の方が自分は圧倒的に好きでした。
今回のラウンド形状/スクエア形状はFP(フェースプログレッション)やソール形状やバウンスのように実際にボールを打つことに対しては大きな影響を与えません。
まったく好みに近い部分です。ですが並べるとこっちが良いなというのがあると思いますので、是非スタジオを開けるようになってからいらしたときには見てみてください。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「膝の位置を動かさないで素振り」をアップしています。珍しく声入りの動画をアップしました。良いストロークのイメージを作るのにお勧めです!是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
これはなかなかセンスが良い打刻だな。でかい文字とか、ダンシングし過ぎたりしていない。まとまってる。 |