先日いつもお世話になっておるショップでヘッドを借りることができたので、この対決が実現しました。
実はもっとハイロフトの方が飛ぶんじゃないか?という疑問がずっとありました。
ただ少しでも上がり過ぎるとスピン量が上がることも考えられるので、そんなデータが出るか楽しみでした。どんなデータが出たかというと...。
実験の方法はほぼ昨日のやり方と同じですが、今回は有効データの数が10球ずつになっています。また平均値で比較してみます。
まずは単純にどちらが飛ぶかという話から...
キャリー |
ラン |
総距離 |
|
G410 LST 9 | 236.0 |
26.2 |
262.2 |
G410 LST 10 | 236.9 |
22.3 |
259.2 |
ご覧の通り軍配は9度に。それにしても意外と飛距離に差が出なかったですね。そして一番意外だったのはキャリーでは若干ですが10.5度の方が飛んでいます。
ただランは9度の方が出ていて総飛距離では9度の方が 3 Yard 飛ぶという結果に...。その原因となるデータを比較してみると...
スピン量 |
打出角 |
落下角 |
|
G410 LST 9 | 2730 |
13.3 |
38.6 |
G410 LST 10 | 2891 |
14.9 |
42.1 |
こんな感じです。打出し角はロフトの違いとほぼ同じ1.6度差。打出しが高くスピンが多くなるのでやはり落下角度は大きくなります。それによってランが少なくなってしまうということになります。
この結果を見ると自分のヘッドスピード(ボールスピード)とマッチするロフトがありそうですね。ロフトは9度の方が全体的には良さそうなので、これまではロフトが少ない方が飛ぶという前提を少し考えなおすきっかけになりました。
自分の9度のヘッドで色々なシャフトポジションでデータを採ってみることにします。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「パッティングを難しくしない」をアップしています。私的にはかなり大事な話をしましたので是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
TOULON Putter にもツアー支給品があるんだな...。 |