先日ラウンド使ってみた SLDR 430TP と G410 LST を Flightscope のデータで比較してみました。
ただ残念なのはこの時点で SLDR 430TP のシャフトポジションが “HIGHER” になっているのに気づいていません...。
ということで、かなりハイロフトな状態での比較になってしまっていますがご了承ください。
今回は約20発位ずつ打ったデータの中から曲がり幅が25 Yard以内のそれぞれ18球のデータを使い比較しました。
まずは単純にどちらが飛ぶかという話から...
キャリー |
ラン |
総距離 |
|
G410 LST 9 | 235.3 |
27.8 |
263.0 |
SLDR 430TP 10 | 230.6 |
23.9 |
254.4 |
ご覧の通り軍配は G410 LST に。飛距離にして 9 Yard の差が出ました。その原因となるデータを比較してみると...
スピン量 |
打出角 |
落下角 |
|
G410 LST 9 | 2600 |
13.5 |
38.0 |
SLDR 430TP 10 | 2863 |
14.2 |
40.0 |
ご覧の通りスピン量で250rpm以上の差が出ました。ですが、SLDR 430TP が12度のロフトになっていたことを考えると、そのロフトでのスピン量が2863rpmというのは驚異的かもしれません。
そしてロフトのせいもありますが、打ち出し角は0.7度の差が出ました。ですが本来3度の差が出るはずなので、これもまた SLDR 430TP のヘッドの特徴が出ているのかもしれません。
そして飛距離が出ない原因としては落下角度が2度も違うので、ランにも大きく影響しますね。
この結果だけだと G410 LST の圧勝に見えますが、ロフトが2度変わったら逆転も予感させる結果だと思います。それも半インチも短くて、シャフトは TourAD BB なので、これがもう少し長くできて TourAD XC になったらもっと飛ぶかもしれない予感がしています。
また少ししたらシャフトポジションをいじりながらデータを比較してみたいと思います。お楽しみに!
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「長尺パターを使ってみました」をアップしています。先日組み上げた Scotty Cameron BIG SUR をラウンドで使ってきました。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
コンプレッションタイプの完全なノースリーブもあったんだな...。今年の夏ゴルフはこれにしよう! |