どうしても気になって TaylorMade SLDR 430TP のロフト調整機能でデータがどう変わるかをチェックしてみました。
比較したのは “STD LOFT” から一つ “LOWER” よりのポジションと、“LOWER” のポジションです。
2度可変のスリーブなので、実際にそんなに動いているかはわかりませんが(この時代のスリーブは1.5度可変なので)、もしちゃんと動いているとすると9.3度と、8.0度になります。どんなデータが出たかというと...
まず最初はこれまでと同じ単純にどっちが飛んだかを比較してみると...
キャリー |
ラン |
総距離 |
|
SLDR 430TP 8.0 | 233.2 |
36.0 |
269.0 |
SLDR 430TP 9.3 | 234.1 |
30.5 |
264.5 |
ご覧の通りキャリーはほとんど変わらず、ランが5ヤード以上の差が出て総飛距離で4.5 Yard の差が出ました。
これが大きな違いかというと色々考え方はあると思います。ただロフトを立てるだけでランが増えるのは間違いないのでどちらのポジションで使うかと言ったら “LOWER” になりますね。
そしていつものデータ比較をもう一つ...。
スピン量 |
打出角 |
落下角 |
|
SLDR 430TP 8.0 | 2319 |
11.5 |
33.0 |
SLDR 430TP 9.3 | 2694 |
11.9 |
35.5 |
こちらはスピン量で370cpmも変わりました。打出角は11.5度と11.9度。あまり変わらない印象ですね。
そして落下角度は2.5度も違うのでやはりランは相当変わるということの証明にもなっています。
ということで次回ラウンドで使ってみるのは “LOWER” ポジションで、どんな球が出るのか試してみようと思います。
そして次は一番大事な G410 LST 9度との比較ですね。どうなるか楽しみです...。
この日のベストショットです。ヘッドスピード上がってきました!!
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「ボールのラインを目標に合わせる」をアップしています。ボールのラインをターゲットに合わせている方は結構いると思いますが、決行やり方が間違っている人が結構います。是非ご覧ください!
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フェース面のこの位置なら打刻できそうだな...。 |