先週は低スピンのドライバーがアウ人という切り口でお話ししましたが、今日は逆に合わない人について考えてみました。
完全に合わないということではなくて、スペックを選べば打てる場合も出てきます。
そんな内容で今日は書いてみます。低スピン時代のヘッド選びに役立てていただければと思います。
基本的には持ち球がスライス回転の人にはだいたい合うと思います。ということでざっくりいうとフック回転の人(ドローでボールを飛ばしている人)は慎重にしなければいけません。
フック回転の人が低スピンのドライバーを打つとボールがドロップします。ドロップの経験はそれほど多くの人が持っているとは思えませんが、要はボールが浮くためのスピン量を下回ったスピン量になってしまうということです。
なので十分なキャリーの距離が出ず当たった感触は悪くなくても、ボールが早く落ちてしまいます。
少し前に SLDR 430TP を使っていましたが、あのドライバーは最強の低スピンのヘッドでした。
そのヘッドは10度だったのですが、普段10度以下のロフトを使っているドローヒッターが打つと本当にドロップしてしまいました。
そういうことなので多分当時は10度、11度、12度なんていうロフト設定だったんでしょうね。
なのでドローヒッターが低スピンのヘッドを使う場合はロフトをいつもより多めにすることと、TaylorMade SIM Driver のようにフェース面側のスライドウェイトと、後方のウェイトがあればなるべく前のウェイトは軽めに、後ろのウェイトは多めにすることをお勧めします。
ということで低スピンのヘッドでその恩恵を十分に受けられるのはフェードヒッターということになりそうです。
インサイドアウトの軌道がきつい人はプッシュアウトはすごく飛ぶし、引っ掛けると低いチーピンになってキャリーが出ないということが起きそうです。
やはりこういう尖った機能のドライバーは打ち手を選ぶので評価が分かれるでしょうね。
自分の場合は最高の結果で絶賛ですが、こんなドライバー打てる気がしないという方も結構いますし、実際に打ってみると本当に良い球が出ません。
とにかく打ってみる機会を作ってその効果やデメリットを体感することをお勧めします。誰にでも合うドライバー(クラブ全般)はありません。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「ストローク中に意識すべきは右膝の位置」をアップしています。今日のポイントは超大事です!絶対やってみていただきたい内容です。是非ご覧ください!
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