GRAPHITE DESIGN TourAD HD シリーズの試打用シャフトができてからずいぶん経ってしまいましたが、先日やっと打ってみる時間ができました。
本当はもっと早く打ってみてこの場でレポートをすべきだったのですが、メーカーが公表している剛性分布を見てこれはちょっと自分のタイプ向けのシャフトじゃないな...と思い遅れてしまいました。
今回日頃から言っている机上の空論はダメということをあらためて実感しました。どんな感覚だったかというと...
私は TourAD BB や TourAD XC などの手元の柔らかいシャフトを好んで使ってきました。これはいつ打っても打ちやすく思った弾道が出てくれます。
手元が柔らかく先端はしっかりしているシャフトということになるのですが、今回の TourAD HD の剛性分布を TourAD XC の剛性分布を比較してみるとこんな感じです。
真ん中(Center)から先端(Tip)にかけてはそれほど差はありませんが、手元の感じは明らかに違いますね。そしてキックポイントもかなり違う感じです。
ですが実際に打ってみると...全然予想に反して良い感じなんです...。これはちょっと衝撃でした。
特にこのシャフトをうまく打とうと思って打っているわけではなく、普段通り振っているので、先調子のシャフトであればもちろんスライスが大きくなってきます。それも確認したうえでこの TourAD HD は「打てる」というレベルではなく「打ちやすい」という感じなんです。
どういうことなんでしょうね...。そういえば先日の EDGE WORKS も中調子で全体にしっかりした感じなのでこれに近いんですかね?
今回主に打ったのは TourAD HD-7/S だったのですが、こんな数値になります。
ヘッドスピードは出ていませんがいつもの球筋でキャリーも結構出ています。
悩ましいですね...この結果をどう解釈して消化するかしばらく時間がかかりそうです(笑)。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「PING のグリップをさらに握りやすく 1」をアップしています。愛用している方も多い PING のラバーグリップを更に握りやすくしてみようというプロジェクトのお知らせの第一回です。是非ご覧ください!
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なんだか新しい距離計が魅力的な価格で出てきたな~。これは Volvik の上を行くかも...。 |