これは自分の経験からお話しする内容です。私自身はどなたにも当てはまる話だと思います。
ですが、そうではないという方もいると思います。そんな内容だと思って読んでいただければと思います。
ヘッドスピードが上がらなくて困っているという方がよくいらっしゃいます。そういう方のスイングを見ていて思ったことと、自分もそうだったので今回のお話をそうと思いました。
何度もカミングアウトしていますが、私は一生懸命頑張っても普通のアドレスからインサイドアウトの軌道にできません。
ですので、理論上ドローボールは打てないということになります。
それがわかってからヘッドスピードも上がるようになりましたし、最後まで振り抜けるようになりました。
なので結果として55歳を過ぎて道具の力も借りながら人生で一番の飛距離を実現できています。
私の場合はアウトサイドインに振り抜く軌道が一番ヘッドスピードが上がるということは数値で証明されています。平均すると1.5m/sは変わります。
なぜヘッドスピードが落ちるのか?インサイドアウトに打とうとすると色々なところを気にしながら打つので、振り抜けなくなるということになってしまいます。
それとインサイドアウトは押す力、アウトサイドインは引く力のような気がしています。自分の場合押すよりも引く方が力が入るんです。
多分これに当てはまる人は結構いると思います。実際にお客さんのスイング分析をしていてもその通りの方が結構います。
押す打ち方にするということは体が開こうとするのを止めなければならないイメージになるので動きたいように動けない...どこかにブレーキをかけているような動きになってしまうんです。
もちろんその動きが力が出る人もいると思いますので、人それぞれかと思いますが、頑張ってドローが打てるように練習していてかえって飛距離が落ちてしまうこともあります。
そんな経験がある方は自分が振りたいように気持ちよく振り抜ける方向にスイングを変えてみてください。それがアウトサイドインならそれでも飛ぶ道具を選べばいいということになります。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「テークバックの始動」をアップしています。テークバックの動きを始めるときに何を意識しているかを書いてみました。是非ご覧ください!
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