先日プロを目指す若い女性ゴルファーがスタジオに来ました。
★今回来たプロの卵のドライバーショット(ほんと曲がらないし飛ぶ)
どうも全体的にクラブがしっくり来ていないとのこと。とりあえずしっくりこない原因を探すためにスペックを計測。
その内容と本人から話を聞いて色々わかってきました。これから今年2回目のプロテストを受けるという大事な時にできる範囲での修正をしてみると...
アイアンのシャフト(Zelos 6/R)が若干軽すぎてバランスが出過ぎ(D1.5)ているような気もしたのですが、とりあえずこの時期にアイアンのリシャフトをしている時間はないので、とりあえずはバランスを整える程度に。
しっかりとした安定感のあるスイングをしているのに、球がばらつくというのはやはりフレックスが柔らかすぎるのが原因だと思いました。
UT 3本、FW 2本 に関してはリシャフトされておらず、純正シャフトのまま。リシャフトしなくても問題がなければ良かったのですが、スイングが置きに行っているような打ち方になっていることを本人も感じていました。
とりあえず試すことができる UT 用のシャフトがあったので1本だけその場でリシャフト。元々純正シャフトの50/Sだったのですが、アフターマーケット用の65gのシャフトでフレックス/Rで打ってもらったところ、まったく右に吹ける球は出なくなりました。
本人も手応えを感じたようで主に使うもう1本も同じシャフトでリシャフト。同じように良い感じで打てるようになりました。
そしてドライバー。これまでは EPIC FLASH の10.5度を使っていたのですが、一緒に来た友達の EPIC FLASH Sub Zero 9.0 度を打ったらこれまた飛距離が 10 Yard アップ!
とりあえずは UT 2本、ドライバーのヘッド変更をした状態で4日連続ラウンドに旅立っていきました。
これから数日はどんな感じになっているかの報告をもらいながら遠隔でできる対策を伝えていきます。
プロテストの一次は今月から始まりますので、何とか頑張ってベストを尽くせるようにしてあげたいです。
次は FW のリシャフトをどうするかを考えなければなりません。
でもスイングが良いから動きの多いシャフトよりも、しっかりしたシャフトで打った方がヘッドスピードも上がりますし、飛距離も出るようになりますね。
ドライバーのシャフトも9.0度のヘッドで高さに問題がなければ、シャフトも今使っている SR Flex から持っている同じ種類の S Flex に変えることもお勧めしました。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「ストロークタイプで選ぶヘッドが変わる」をアップしています。今回はストロークタイプと、ヘッド形状についてお話ししました。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
この形昔はよく使っていたな...。やっぱりなんだか良い感じがする。 |