昨日は自分のゴルフ環境を考えてシャフト選びをする必要があるという話をしました。
ヘッドスピードや年齢、スイングタイプで決められる簡単なものではありません。
今どうしたくて今後どんなゴルファーになることを考えているのか?競技に出るだけがゴルフではありませんし、健康のためのゴルフでも、いい加減な選び方ではダメです。
昔からよく言われているのは今使える一番重いシャフトを使うのが良いという話です。これは昨日の話と同じことなのですが、軽すぎれば体を使わないで打てる手打ちになってしまうので、それを回避するための条件です。
重すぎるものではダメですが、これならラウンド中は重さを感じずに通して使えると思えるなるべく重いシャフトを選ぶことが重要なんです。
そこは色々なシャフトを振り比べるとわかってきます。またその違いを見極めるのがフィッターの役割です。
この上限に近い重量なのがどこなのか?の基準も重要です。
例えばゴルフを何歳まで続けたいのか?これが80歳であれば40代の人がアイアンに50gのカーボンシャフトを使っていたら次に重いと感じる時期には最軽量のクラブを選ばなければならず、80歳で使えるクラブが無いという話になってしまいます。
この時期に少し重いけど頑張って振れるとか、少し体を鍛えればいけると思えるならそれを使うのが良いと思います。
あとはどんなゴルフをするのか?も重要です。例えば40代であれば大きな試合と言えばミッドアマくらいになりますね。そうすると最初の予選は1ラウンドですが、予選の決勝は2~3日、全国に行けば3日間競技となります。
さらに練習ラウンドもその前にするというとかなりの体力が必要になります。
そこを目指すのならその日数に対応できる物を選ばなければなりません。ただそうすると普段のゴルフでは全く重いなんて感じないスペックになります。
そうなった時に怠けないで体を使ってしっかり振ることを忘れてはならないわけです。
友人とゴルフを楽しくすればいいということであればめったに2日間連続なんてないということであれば、一日もてばいいスペックを選ぶのがいいですね。
クラブ競技に出たりするのであれば、クラブ選手権の内容を確認して1日で27ホールやるとか、36ホールやるなんていうことがあればそれを考えてクラブを選ばなければなりません。
巷のゴルフショップ(全てとは言いませんが...)では、その時にだけ良い結果が出るものを選んでいるところが多いです。
「なんでそんなに軽くしちゃったんですか?」っていう方が結構いらっしゃいます。心当たりはありませんか?
続きはまた次回以降に...
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「Scotty Cameron のパターシャフトは日本シャフト」をアップしています。意外かもしれませんが Scotty Cameron のパターシャフトは日本シャフトみたいっていう話です。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
久しぶりの巡回ネタです。Super Rat もこんな価格で取引されるようになったんですね。 |