このグッズはプロトタイプの時には何度か見ているのですが、製品版になってから手に取ったのは初めてです。
今年からドライバーの46インチルールが適用になる試合も出てきて、自分のドライバーがルール適合なのか?ちょっと気になっている方もいると思います。
工房に持っていけばすぐに計れますが、それは面倒という方には手軽な価格で便利なグッズです。
60度法での計測は、ソール面を60度の壁にあてて計測しますので、一部メーカーで採用されている計測方法(ヒールエンド法)と比較すると若干長目に出ます。
ヒールエンド法での46インチは、ソール形状などにもよりますが46インチを超えていることもあります。
ですので、最近メーカーの純正の長さで多い45.75インチはギリギリ46インチだったなんて言うこともあるわけです。
ただ R&A の方でもそのあたりは少し幅を持たせていて0.2インチの誤差は許されるとのことです。0.2インチって5mmってことなので、シャフトエンドを46インチでカットしたらグリップを入れて伸びる分が許されるというくらいですね。
でもグリップによっては5mm以上伸びるものもありそうなので注意が必要です。
この長さの上限の規制はパターでは適用にならないとのことですので、長尺パターは認められるということですね。
ですがパターの長さも計測方法を決めて欲しいですよね。Scotty Cameron のパターの長さは表示より少し短くなっています。どう計ったらその長さになるのか?と思うほどです。だいたい0.25インチくらい短くなっている印象です。
パターの場合はソール形状もあるので計測方法を統一するのは難しいとは思いますが、何か基準がないとメーカーによって長さが変わるということになります。
昨年は ODYSSEY が計測方法を変えた旨を告知しましたね。これは SuperStroke にグリップを OEM 生産を依頼していて、そのグリップを入れるとかなりシャフトエンドから長くなってしまうことが理由でした。
みなさんもグリップ交換をされるときはシャフトエンドでの長さと、そのグリップを入れてどのくらい長さが変わる可能性があるかも考えて入れるようにしてください。
話がそれてしまいました...
今回の60度の壁を作る方は組み立て式になっています。これに付属のインチ/ミリメジャーを組み合わせて使います。
テーブルのエッジで60度の壁を固定しやすいように突起が出ていますので、とても使いやすいです。
もちろんドライバーの長さだけではなくその他のクラブの長さも計れます。アイアンセットとウェッジの長さの流れがどうなっているかを見てみると、ちょっと重いと思っていたウェッジは短くすることで解決できたりするかもしれません。
とにかく自分のクラブの長さを知っておくことは重要ですね。
今回紹介した “60度法計測グッズ” はこちらから購入いただけます
https://puttinglab.thebase.in/items/57244644
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「アドレスで膝をどのくらい曲げるのか?」をアップしています。膝を曲げるメリットも、膝を曲げないメリットもどちらもあります。何かやろうとしてそれがやり易い度合いは人それぞれ違います。これにも万人に当てはまるセオリーはありませんという話です。是非ご覧ください!
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