ODYSSEY から新しいパターのシリーズ TRI-HOT 5K が2/4(明後日)発売になります。
https://www.callawaygolf.jp/jp/ODYSSEY/PUTTERS/TRI-HOT-5K/c/05101 から引用
ヘッドの種類は5種類で全てブレードタイプのパターになります。
急に出てきた感があるこのパターかなり進化しているように見えます。どんなところが進化しているように見えるかというと...
まず TRI-HOT という名称、久しぶりですね。基本的な構造は初代の TRI-HOT とかなり近いものがあります。
そして 5K というシリーズ名なのですが、これは 5000 の意味になります。何が 5000 かというと慣性モーメントの数値になるとのことです。
これを実現しているのが思い切った複合素材の採用と、タングステンによる重量配分をかなりダイナミックにトウ、ヒール側に集中しています。
https://www.callawaygolf.jp/jp/ODYSSEY/PUTTERS/TRI-HOT-5K/c/05101 から引用
ヘッド重量は約360gになっていて、この構成部品の重量を見てみると面白い部分がありました。
ヘッド後方のタングステンではなく、ボディーの中に埋められたタングステンの重量が違うんです。
ヒール側が57g、トウ側が64gになっています。これがどういうことか推測すると、ヒール側にはネックがあるのでその分重量が重くなって重心位置がヒール寄りにずれます。
そのヒール側の余剰の重量をトウ側のウェイトを重くすることで補っているとすると、ブレード幅の中心に入れられたサイトライン付近に重心位置が来ている可能性があります。
以前キャメロンのパターでサイトライン上に重心を持ってくるためにどんなウェイト配分にしたらいいかのテストをしたことがありましたが、かなりトウ側を重くしないとダメでした。
このウェイト配分に加えてヘッド形状を少しいじることでそうなっている可能性が高くなっていますね。
説明の動画の中でもオフセンターでヒットした時のブレの話をしていますから、サイトライン上に重心が無いことは逆に考えにくいような気がします。
これは1本買ってみないとダメですかね(笑)。そうしたら即分解してみて重心位置を確かめたいです。
シャフトは STROKE LAB のシャフトが入っているのでヒール側にウェイトが入っていると思います。シャフトとグリップは使用せず温存して普通のシャフトと普通のグリップで試したいところです。
TOULON でもこのヘッドパーツのような構成で出してくれないですかね...。WHITE HOT インサートというのがちょっと個人的には残念です。
たくさん個人的な意見を言いましたが、きっとノーマルの状態で使うのが一番良いんだと思います。ただ比較するためには条件をそろえてやってみたいという感じです。
ODYSSEY TRI-HOT 5K に関する詳しい情報は...
https://www.callawaygolf.jp/jp/ODYSSEY/PUTTERS/TRI-HOT-5K/c/05101
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「フェース面の構造を知って正しく使う」をアップしています。今日は使うパターのフェース面の構造がどうなっていることを正しく理解して使うことが大事ですという話です。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
すでに予約販売が始まっていますね。40,000円か...思っていたよりちょっと高め...。 |