先日自分で購入した ROGUE ST ですが、巷の評判は上々です。そのおかげかリシャフトの依頼は増えてきています。
これまで ROGUE というと、ただ易しいというイメージであまり試してみようという気にならないシリーズでしたが、今回のはちょっと違いました。
シリーズの中に簡単な物、そして超低スピンのモデルがあって、幅広い層で使えるシリーズになったような気がします。
ROGUE ST MAX LS のシャフトをテスト用の TourAD XC-6x にしたら重くなり過ぎたのでバックウェイトの構造を調べてみました。
そうするとバックウェイトは2つのパーツの組み合わせになっていて、金色のウェイトカバーとその中にウェイトが入れられています。
ROGUE ST MAX LS のバックウェイトはカバーが7gで、中に4gのウェイトが入っていました。
これを取ってカバーだけを装着すれば約2ポイントバランスダウンできます。
後方が軽くなることによって重心が少し浅くなることもありこれは願ったりかなったりの結果となりました。
今回お客さんの ROGUE ST MAX D のリシャフト(MAXRIK で使用していたシャフトの再利用)をしてみたらこれもまたバランスが出過ぎてしまいました。
というわけで今回もバックウェイトをばらしてみることにしました。想像では重心が深く重いウェイトが入っていると予想していました。
ところが実際に外してみるとカバーの重量は同じ、中に入っているウェイトは ROGUE ST MAX LS の物とは違ってブルーのウェイトが入っていました。
早速重量を計ってみるとなんと1gしかありませんでした。
ROGUE ST MAX D にはこのバックウェイトの他にヒール寄りにスクリュー式のウェイトがありますが、こちらは見た感じアルミの色なのでかなり軽量の物がついているという感じでした。
ですので MAX D のバランス調整はいまのところこのバックウェイトの中身を取って1g減らすだけとなりました。
もう少しヘッド重量を落とす方法があるかと思ったのですが、あれだけヘッドが大きいとなかなかウェイト部分に重量を配分する余裕がなかったのかもしれませんね。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「Scotty Cameron New Phantom X シリーズ」をアップしています。先日発売になった New Phantom X Series について軽く解説しています。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
どこも定価販売ですね...。数量限定なんですね。 |