三浦技研から発売になった TW-01 の試打クラブが ACTEK GOLF に用意できたので、早速打ってみました。
今回シャフトは DG S200 で久しく使っていない重いシャフト。そして三浦技研としては少し流行り物を追いかけた風になった仕様。
そこにどんな三浦技研らしさがあるのか?実際に打ってみてどうだったのかをレポートします。
まずは見た目からちょっと話をすると...
トウ側がとがった感じで、リーディングエッジが丸いという印象ですね。
そして実際に打ってみるとなんだか抜けが良い。そして開いたときの使いやすさは最高です。
似たようなモデルに Callaway の MACDADDY の PM モデルや、TaylorMade の HiToe ウェッジがありますが、それらも同じように開いて打ちやすい感じでした。
今回打ってみたのは56度だったのですが、これがもう一つのロフトバリエーションの58度だったらもっとやり易そうな気がします。
そうそう、もしかしたら少しフラット気味のライ角63.5度も構えやすい感じになっている要素の一つなっているような気がします。
今回試打したものは普通のスコアラインのモデルですが、これ以外にフルスコアラインのモデルもあります。これも TaylorMade や Callaway のウェッジと同じですね。
こうなると三浦技研らしさがどこか?というと、その一番の違いは素材及び製法です。
素材は S35C で、あえて純鉄ではない素材になっています。この数字が大きい軟鉄は数値が大きくなるほど硬くなります。
この素材を冷間精密鍛造製法で作ることによって分厚い打感を実現しています。これは硬い鉄をできる限り熱を加えず金型の中に押し込んで整形する方法です。
これにより独特な純鉄とは異なる引き締まった手応えを感じられるとのことでした。これってクロモリの打感もそんな感じがしましたが、似たような効果なのでしょうかね?
さらにこのウェッジは三浦クラフトマンワールド(MCW)対応なので、ノンメッキ仕様や黒染め、他のメッキの仕様もオーダーできます。
この構えやすさフェースプログレッションがどうなっているかというと、56度が5.0mm、58度が6.0mmになっていてかなり出っ歯です。
バウンスはもっと少ないかと思ったのですが、56度が13度、58度が15度になっています。ですが上の画像の通りソールの後方が削られているので、このおかげで抜けが良いのだと思います
これって実際にコースで打ってみると本当に違いがあるんだろうなって思います。なんだかちょっと使ってみたくなってきました。
三浦技研 TW-01 に関する詳しい情報は...
https://www.miuragiken.com/product/tw-01/
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