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0603

Titleist VOKEY SM9 のメッキ剥離

先日趣味の時計のことでいつもお世話になっている方から VOKEY SM9 のカスタムを依頼されました。

IMG_5019.jpg

私が VOKEY Wedge を使っていた頃はまだ 256.12 とか数字でスペックを表していた頃。

その頃には普通にメッキなしの仕様がありましたが、最近では本当に無垢のメッキなしは無いですね。

今回は購入されたばかりの SM9 の52度と58度をプロ支給品にしかないノーメッキの仕様にカスタムしました。

今回は打刻などのオーダーはありませんでしたが、綺麗にメッキ剥離できたのでちょっと画像を見ていただければと思います。

メッキ剥離はメッキ屋さんに依頼しないとできない処理なので自宅でやることはできませんが、クロムメッキの剥離は問題なくできるとのことです。

これに銅下メッキが入っているとできないという話もあります(未確認)。

今回メッキ剥離前の重量と剥離後の重量はこんな感じです。

before
after
52
294.6g
290.0g
58
308.0g
303.9g

どちらも約4gのヘッド重量ダウンになりました。メッキって結構重いんです。

IMG_5021.jpg

今回シャフトを MODUS 120/S でカスタムオーダーしているウェッジだったので、バランスが出やすい MODUS 120 にはちょうど良いバランスダウンになったと思います。

メッキなしのウェッジには賛否両論ありますが、私はウェッジはずっとノンメッキを使っています。

PW の代わりの46度だけはメッキ有りを使っていますが、それ以外は全てノンメッキです。

なぜノンメッキかは特に理由はありません。なんとなく錆びてくるほどスピンが効くような気がしています。

IMG_5023.jpg

実際メッキというのは元々の状態のノンメッキの状態にかけるものです。なのでイメージ的にはメッキによって角が滑らかになっているような印象はありますね(あくまでも印象ですが...)。

ノンメッキは雨の日に使ったりすると使いながら錆が出てくるような感じです。ですので手入れは大変です。

ただいったん錆び始めるとその錆も馴染んできて良い風合いになってきます。そうそう打感もクロムメッキよりは素の軟鉄の方が柔らかいはずですね。


今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「最近よく入る...でも冷静に考えたら...」をアップしています。最近は言って欲しいパットが良く入っている理由を考えてみました、でもそれって...。是非ご覧ください!
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【今日の小ネタ】

これはやっぱり買ってみよう。ボールの転がりをチェックするには最適だと思う。


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