少し時間ができたので自分のクラブをアッセンブルしました。
時間を見てこれまでついていたシャフトを外して、ヘッドをクリーンナップしてありましたので、あとはやるだけの状態になっていました。
今回は次の入荷が11月になるという GRAPHITE DESIGN の新しいアイアンシャフトの RAUNE i105/X を温存してありましたのでこれを入れます。どんな感じにできあがったかというと...
RAUNE シリーズの中では一番重くて硬いシャフト。それでもこれまでの AD-105 や AD-115 と比較するとしなり感を感じるはずとのことで、X Flex を選びました。
その他組み立てに使う部品に関しては愛用の Perfect Pro X-LINE Cord が全く手に入らないので、今回は IOMIC の中では硬めの X-Grip(HARD) を使ってみることにしました。
先日のレポートの通り6番アイアンを5番アイアンとして組み立てることにしました。
まずはヘッドのホーゼル内部を綺麗に掃除して、前回の組立時に残った接着剤やタングステンパウダーを完全に除去しました。
そして次はシャフトの先端の塗装を剥離してソケットは30mmの挿入長で統一。PW として使う46度のウェッジは RM4 でホーゼル長が約10mm長いので、この番手に使うシャフトは10mmチップカットしました。
その上で30mmの挿入長になるようにしました。
次にシャフトカットしてシャフトエンドで5番で38.0インチになるようにして、そこから0.5インチずつ短くなるようにして、46度のウェッジは35.5インチになりました。
この状態で下巻をまいてグリップ無しのバランスを計測。次にグリップ重量を計測しその結果に合わせてグリップを割り振って、最終のバランス調整はタングステンパウダーでしました。
できあがったスペックは以下の通りです。
#6 |
#7 |
#8 |
#9 |
P |
46 |
|
長さ(inches) |
38.0 |
37.5 |
37.0 |
36.5 |
36.0 |
35.5 |
バランス |
D2.4 |
D2.4 |
D2.3 |
D2.3 |
D2.3 |
D2.3 |
総重量(gram) |
416.6 |
424.1 |
432.4 |
440.1 |
448.2 |
457.8 |
振動数(cpm) |
322 |
328 |
337 |
343 |
350 |
357 |
一番重い番手(7番)がD2.4だったので、少し重いかな?と思いながら他の番手もそのバランスに合わせました。
振動数は結構高めに出ましたね。確かにワッグルしても少し硬いかな?という印象でした。なのでいつもくらいのD1.5位だともっと動かないクラブになってしまって厳しかったと思うので、D2.4前後にできたのは結果的には良かったと思います。
#5 |
#6 |
#7 |
#8 |
#9 |
P |
46 |
|
長さ(inches) |
38.25 |
37.75 |
37.25 |
36.75 |
36.25 |
35.75 |
35.5 |
バランス |
D0.9 |
D1.0 |
D1.1 |
D1.2 |
D1.5 |
D1.6 |
D2.1 |
総重量(gram) |
399.0 |
406.0 |
416.2 |
422.1 |
428.4 |
435.4 |
437.6 |
振動数(cpm) |
297 |
301 |
310 |
316 |
320 |
327 |
328 |
前回のスペックはこんな感じだったので、少しパリッとしたクラブに仕上げられたと思います。
来週は少しまとめてゴルフできるのでその間に慣れていければいいなと思っています。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「カートでひいてしまったパターの修理」をアップしています。もう元には戻らないとあきらめていらっしゃったパターが再生できました。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
これは小さそうだしシンプルでいいなあ |