最近 PING から ChipR というクラブが発売になりました。
発売と同時に話題となり次の入荷は10月なんて言う話もあります。何で今になってまたチッパーで世の中がざわついているのか?
ちょっとその辺りについてスペックを見ながら、コトブキゴルフさんで試打クラブを打たせていただきながら考えてみました。
まずなぜ今になってチッパーなのか?サングラスの方がオリジナルのチッパーを作っていたりするのでなんとなく回りでチッパーという言葉を口にしているのを聞くことは増えていた気はします。
ただ我々世代のゴルファーはチッパーというとなんだかお助けクラブ的な気がして、いかにも “アプローチが下手なんですよ” って公表しているみたいで...
でもそこを乗り越えるだけの深刻さがあったり、物事合理的に考えてスコアが良くなるんだったら何でもする人は使ってみたりするんだと思います。
まずは HP でスペックを見てみるとこんな感じです。
ロフト角 |
ライ角 |
バウンス角 |
長さ |
38.5度 |
70度 |
8度 |
34インチ |
ロフトは今時のクラブなら9番なんていうこともありそうなロフトですね。クラシックロフトなら8番位のロフトになります。
そしてライ角は一般的なパターと同じ70度(標準の BLACK の場合)です。もちろん PING なのでカラーコード指定で調整が可能です。
長さは34インチしかありません。これはウェッジより短いのでアプローチで短く握るのと同じくらいなイメージでしょうか?
多分パターのような構え方でアプローチを打たせたいんでしょうね。
ということでその打ち方でやってみたらショートの連発...。ボールがフェースに乗ってしまいスピンも入ってしまい止まってしまうんでしょうね。
多分思ったよりインパクトしても良い感じなのだと思います。
そうそうバランスってどうなっているんでしょうね?少し重さは感じましたがそこまで重くしているなという感じでもありませんでした。
まだチッパーのお世話にはなりたくない感じなので使うことは無いと思いますが、売れているのは多分こんな理由だと思います。
ちょっと例えが悪いかもしれませんが、サブバッグを今時の若者はかっこいいと思って使っている。このチッパーも新しい世代のゴルファーにはかっこ良く映っているのかもしれませんね。
自分はもう少しこういうクラブ無しで頑張ろうと思いますが、これでスコアを縮めることができるようになると思う人は積極的に使ってみると良いと思います。
PING ChipR に関する詳しい情報は...
https://clubping.jp/product/product2022_chipr.html
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「ODYSSEY TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE のシャフトカット」をアップしています。最近の STROKE LAB のシャフトが入ったパターのシャフトカットをしました。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
これはサングラスのおじさんのチッパーですね。これの方がパターの打ち方がイメージしやすいですね。これはロフトが25度です。 |