先日 PING 2023 Putter をコトブキゴルフさんで見てきました。
何種類かのパターに関してはシュリンクの上からですが打ってきましたので、その感想も交えてレポートします。
それとなぜモデルによってインサートやシャフトが違うのかについても更に考察してみました。どんな感じだったかというと...。
まずヘッドは削り出しではないので、それなりの質感ですがフェース面に関してはCNC加工がされているので、古いPINGパターの鋳造とは違い精密に削られています。
今回のシリーズのヘッドに対するフェース素材、シャフトがなぜ変わるのか?を解明するために一覧を作ってみました。
Model |
Head Wt. |
Stroke Type |
Head Type |
Face |
Shaft |
haft Style |
Neck |
ANSER |
345 |
Slight Arc |
Blade |
304SS |
Graphite |
Straight |
Hosel |
ANSER 2D |
360 |
Slight Arc |
Blade |
PEBAX |
Graphite |
Straight |
Hosel |
KUSHIN 4 |
355 |
Strong Arc |
Blade |
304SS |
Steel |
Straight |
Over Hosel |
DS72 |
365 |
STRAIGHT |
Mid Mallet |
304SS |
Steel |
Double-Bend |
Hole |
DS72 C |
370 |
STRAIGHT |
Mid Mallet |
304SS |
Steel |
Straight |
Hole |
DS72 ArmLock |
365 |
STRAIGHT |
Mid Mallet |
304SS |
Steel |
Double-Bend |
Hole |
SHEA |
360 |
Slight Arc |
Mid Mallet |
304SS |
Graphite |
Straight |
Hosel |
MUNDY |
355 |
Slight Arc, STRAIGHT |
Mallet |
304SS |
Steel |
Double Bend |
Hole |
PRIME TYNE 4 |
365 |
Strong ARC |
Mallet |
304SS |
Steel |
Straight |
Over Hosel |
TOMCAT 14 |
380 |
STRAIGHT |
Mallet |
ADC12 |
Steel |
Double Bend |
Hole |
TYNE G |
360 |
STRAIGHT |
Mallet |
PEBAX |
Steel |
Double Bend |
Hole |
一番大きなヘッド(TOMCAT 14)はフェースの素材はボディーの素材と同じアルミになっているので、他メーカーの大型マレットにある打感とほぼ変わりません。
そして今回3種類のヘッドに採用されている ”ハードPEBAX” というインサートですが、これは思っていたより柔らかい感じではなく少し芯を感じられる打感でした。
それ以外の304ステンレス素材のボディとつながった形状のヘッドたちは、期待通りのソリッドな打感で良い感じでした。
ANSER を構えた感じですが、確かにトップブレードの色と後方の色のコントラストがあるので、真っ直ぐのイメージは出しやすい感じがしました。
このコントラストに合わせるなら太いラインを横に向けて置いたりすると良いかもしれませんね。
304ステンレスの打感は少しだけ303ステンレスよりも硬く感じますが、自分は嫌いな打感ではありませんでした。むしろ音が出てくれていい感じがします。
さて、せっかく PING の US のサイトまで見て上の表を作ってみたわけですが、今一つその真意が伝わってこなかったですね。
唯一わかったことと言えば、ホーゼルタイプのヘッドは全てカーボンシャフトを入れているということでした。
物理的にカーボンを入れられないダブルベンドシャフトやオーバーホーゼルのタイプはすべてスチールになっています。
物理的には使えるはずのセンターシャフトには採用していません。これは径の問題かもしれません。
ではなぜ PING が3モデルにだけカーボンシャフトを採用したのか?PING の話によるとなるべくカーボンに近づけて造ったシャフトとのこと。
ただその話は重量に関してみたいで、スチールのように固いものではなく動きがあるものとのことでした。
そうなるとそれを入れるヘッドはハードPEBAXのインサートのヘッドにまで入れなくてもよかったのではないか?と思います。打感は304より柔らかくなっているので少し柔らかすぎる打感になってしまうような気もします。
PING PLD ANSER にもこれと同じと思われるカーボンシャフトが入っています。これを打った時にも柔らかすぎる感覚が自分の中にあって、あれがスチールだったらどうなるんだろうという興味がすごくわきました。
ということでせっかく表を作ったのですが、何をどうしたいからという意図がやはり解明できない結果になってしまいました。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「利き目で見て利き目側の手でボールのラインを合わせる」をアップしています。今日は使うパターのフェース面の構造がどうなっていることを正しく理解して使うことが大事ですという話です。是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
なんかこれずいぶん売れてるみたいですね。堀川未来夢チャンネルで紹介されたのがきっかけらしい。ちょっと興味あるな...。 |
その動画はこちら...
https://youtu.be/Z2kaPMK86EE