数日前に PING の新製品発表会があり新しいシリーズが発表になりました。
画像は CLUB PING の HP から引用
新しいモデル(2023 PUTTER)は10モデルあるのですが、その中に気になるモデルが一つありました。
その気になるモデルとはやっぱり ANSERFREAK なので ANSER なのですが、なぜそのモデルが気になるかというと...
今回発表になった 2023 シリーズはモデルによってフェース面の素材が異なっています。どういう基準でそのモデルにそのフェースを選んだのかを考えてみたのですが、なかなか納得のいく説明になりません。
ちなみに気になる ANSER は304ステンレス、ANSER 2 はハードPEBAXという素材になっています。同じブレードタイプなのに違う素材なんですね。
さて気になる ANSER の説明を見るとちょっと気になる記述が...
転がりの良い浅い溝
タングステン搭載
2色のコントラスト
これが ANSER の特徴として書かれている内容ですが、仕様的な感じでそうなってどう良いのかがわかりにくいですね。
転がりの良い浅い溝に関しては、なんだかちょっとしっくりこない説明に感じます。なぜ浅い溝が転がりが良いのか?ムービーを見てみましたがそれには触れていませんね。
浅い溝だから転がるのか?素材がステンレスだから転がるのか?浅い溝で音が出るから転がる感じがするのか?
タングステン搭載に関しては「タングステン搭載でミスにも強い」とムービーの中で言っています。これはいわゆるヒールトウバランスがより強調されてフェース面のブレが軽減されるということでしょうね。
そして最後の2色のコントラストは「アライメント効果でターゲットを狙いやすい」とムービーで説明されています。これは PING の中では HEPPLER でも採用されていましたし、ずいぶん前に ODYSSEY がやっているので、ちょっと目新しさは無いですね。
そして今回も残念なのは ANSER にサイトラインがあること...。
Karsten Solheim がデザインした ANSER にはサイトラインはありませんでした。ANSER 2 にはラインがあるのですみわけができていました。
ですが、他の ANSER 型のパターを作るメーカーでさえその仕様でつい最近まで頑張っていたのに、本家の PING が2021パターもそうでしたが ANSER にサイトラインを入れています。
パッティングカウンセリングをしているとラインが無い方が上手くストロークできる人や、ラインが無くてもちゃんとターゲットにフェースの向きを向けられる人もいます。
できたら ANSER にはサイトライン有と無しの選択ができていると嬉しかったです。購入する人の大半はサイトラインがあるものを選ぶかもしれませんが、数量限定でも良いので少しは作ってもらいたいものです。
同時に発表になった PLD のカスタムの詳細も見ましたが、色々カスタムができるとあの価格になってしまうとなるとあまり積極的に欲しいなという感じではなくなってしまいます。
2023 ANSER は実物を見てみて Classic Anser の雰囲気を感じる部分があったら買ってみようと思います。
PING 2023 PUTTERS に関する詳しい情報は...
https://clubping.jp/product/product2023_putter.html
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