さて今日は実際に打ってみたデータの比較です。
この日の自分の身体の動きがそれほど良くなかったというのはありますが、興味深いデータが取れました。
TourAD CQ-6x がラウンドでも使ってみるシャフトになったのかどうか?どんな感じだったかというと...
ではまずそれぞれの15球のデータはこんな感じになっています。
TourAD XC-6x のデータ
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TourAD CQ-6x のデータ
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まずは一番わかりやすい飛距離のところ。XC の総飛距離の平均は263.26 Yard、CQ は260.44 Yard。マックスの飛距離は XC が269.2 Yard、CQ が270.1 Yard。
平均で3 Yard違うというのは結構差が出たなという感じ。でも一発の当たりが CQ の方が飛ぶというのも悩ましい...。
ではミート率はどうなっていたかというと XC が1.49、CQ が1.47。これは振り慣れていないということが要因で飛距離に現れてきた可能性がありそうですね。
ですのでボールの初速も当然 XC の方が速くなっています。
ボールのブレ幅の数値を見てみると、XC が2.54 Yard、CQ が3.9 Yardになっていました。これはそれほど大きな違いは無く慣れてくればこの差は縮められるような気がします。
飛距離に影響するスピン量ですが XC は2235.8rpm、CQ は2245.3rpmになっていてこちらは思っていた以上に CQ のスピン量が出ていないことが驚きでした。
これらの結果を見るとやっぱり TourAD XC の方が良いか!ってことになりがちですが、この結果だけで終わらせられないシャフトになった感じです。
ある程度の数値が出ることが確認できてそれほど遜色ない感じ。あとはコースで使ってみてこれがどうかということになります。
室内での数値を見ながらのスイングはやはりコースでの打ち方とは異なります。ですので、室内でこれだけの数値が出て XC よりも MAX の飛距離が出ていることを考えるともう少し掘り下げようというシャフトになりました。
次回のラウンドで使ってみて実際にフェードイメージでアドレスして打った時に自分の思うような球筋が出るのか?飛距離はどうなのかなどを確認してみようと思います。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「外れパターをつかまないために その4/シャフトの入り方2」をアップしています。今日はベンドシャフトの場合の話です。ちょっと見分けにくいですが説明してみましたので是非ご覧ください!
【今日の小ネタ】
これ良いなと思ったら中古だった...現行品で似たようなのあるのかな? |