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TaylorMade STEALTH GLOIRE のリシャフト

先日 TaylorMade の STEALTH GLOIRE のリシャフトの依頼を受けました。

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初めてのリシャフトだったのですが、これはかなり気を遣うヘッドということがよくわかりました。

それはカチャカチャのヘッドではなかったことが最近はあまりないのに加えて、近頃多い複合素材のヘッドというのが影響しています。

TaylorMade の STEALTH シリーズは GLOIRE に限らず、ふんだんにカーボン素材を使用しています。

ソール面の一部、クラウン、そしてフェース面までカーボン素材になっています。

カーボン素材がアルミやチタンに接着されているわけですが、金属だけのヘッドだった場合はパーツが分かれていても接着ではなく溶接でくっついていました。

STEALTH GLOIRE のカーボン素材は接着でついているとなると、Bonded Head の今回のヘッドはシャフトを抜くために熱を加えなければなりません。

ヘッドの作りを見るとこの角度はある程度大丈夫そうですが...ソール面のカーボン部分は熱が伝わらないようにしないと気持ち悪いですね。

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こちらからの熱は必要以上に温度が上がらないように気をつけなければなりません。

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このアングルの熱も気を遣いますね...カーボン部分を冷やしながら熱を加えました。

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今回は熱を加えても大丈夫な場所を露出した状態で、熱を加えたくない部分には温まらないように工夫をしてシャフトを外しました。

カチャカチャのヘッドだとシャフトを外して作業できるので問題ありませんが、カチャカチャではないヘッドだとそれができないのはなかなか困りますね。

さいわいカーボン部分に必要以上の熱を加えることなくシャフトを抜くことができましたが、これは普通のシャフト同じように何も考えずに熱を加えると必ず何らかの影響が出るでしょうね。

最近は自宅でシャフト交換を楽しんでいる人もいますが、お話しを聞くと驚くようなやり方(シャフトの接着をアロンアルファで)でやっている方もいらっしゃいます。

ヘッドをダメにするだけなら自己責任で問題ありませんが、それによって事故が起こらないようにすることも大事です。

やっぱりカチャカチャの機構って色々な利便性がありますね。


今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「手首が動かないためにしっかり握る」をアップしています。手首が動かない=グリップをしっかり握る というお話です。是非ご覧ください!
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【今日の小ネタ】

これはシンプルだし軽そうで良いな...あとは暖かいかだけ


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