昨日レポートした FREIHEIT GXD EX460 w/TourAD XC-6x を Flightscope のデータを見ながら打ってみました。
この日もしっかり準備運動して30球ほど打ってみたのですが、この変わった形状によるたとは違う性能を感じられるのかについて色々やってみました。
メーカーのHPでのコメントのような効果を感じられるのか気になるところを確認しました。
だいぶ体が温まって出てきた3球の数値をまずはご覧ください。
ご覧いただくとクラブスピードは 43.5m/s 前後で安定しています。ミート率も 1.50 前後で良い数値が出ていると思います。
ボール初速は 65.5m/s 出ているので、ヘッドスピードの割に初速が出ている印象はありますね。このまま振り続けていればヘッドスピードは45は超えると思うので、そうなると飛距離もアップすると思います。
一番注目すべきはかなり低スピンだという事です。これ以外のデータも 2000rpm 前後のデータが多く、高い確率で 200orpm を下回ってきます。
今回スリーブのポジションはロフトを “-1” にしています。それでもそこそこの高さは出ています。
キャリーが 230 Yard 以上出ていてこの低スピンなのでランもかなり期待できる感じです。
さてこのヘッド形状...もちろん違和感はありました。ただ不思議なのは違和感があってもその違和感が普通のクラブを振った時と何かを変えなくてはならないという感じが全くありませんでした。
いつもと同じ構え方をしてただ単にネックが違うところにある...。いつものタイミングで打つだけで特に何も変えなくても思った通りの球筋になってくれました。
全ての試打結果からして感じるのは、「普通のクラブよりもつかまりが良いな...」という感触です。
曲がり幅をおさえて打つことができて結果効率よく前に行っているという感じです。
ヒットポイントをショットマーカーで見てみました。一発目はこんな感じ。
ここで普通のドライバーと違う場所に当たっていたら、ハンマーヘッドの違いが出たな...という感じだったのですが、普段と全く変わらない少しトウ寄りの上目に当たっています。
そして何発も打ってだいたい平均して同じところに当たっていることも確認できました。
少しつかまりが良いのは何でなんでしょうね?アドレスでの手の位置は変えているつもりはないのですが、結果的に普段より左にボールがあるようなイメージになっていると思います。
それでつかまっているのか?でもフェース面のイメージだとそういうことになりますが、シャフトの位置で考えるとシャフトが戻ってくるより先にフェース面が来る感じになるはずなのでちょっと振り遅れになりそうな感じもします。
でもここは実際に出た球筋が一番信じられるものなので、何でかわからないけどつかまりが良いという事で納得しようと思います。
ヒールヒットでの反撥の話がありましたが、残念ながらヒール寄りに当たることが無かったのでここは確認できず。
カーボンクラウンの効果は打感にも表れていましたね、思っていたより高くない音でした。
ヘッド形状(ネック位置)ですが、とくにこうなっているから何か意識を変えなければならないというものではなかったので、特に違和感もないですしすぐに慣れてしまいます。
このヘッドはフェードヒッターでも飛ばせるヘッド性能だという事、普通のネック位置よりもボールのつかまりが良くなる印象があるという事がわかりました。
あとは実際にコースに持っていってどんな違いを感じるかが大事なところですね。
FREIHEIT さんは積極的にあちこちで試打会をされているようなので、機会があったら打ってみると面白いと思います。
試打会の情報はこちらをご覧ください。
http://freiheit.co.jp/news/
FREIHEIT GXD EX460 に関する詳しい情報は...
http://freiheit.co.jp/products/gxd-ex460-%e3%83%89%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%90%e3%83%bc/
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